沼野村（ぬまのむら）は、かつて大阪府にあった村である。現在の岸和田市沼町、筋海町、下野町、岸野町、上野町西、上野町東、藤井町、別所町にあたる。村名は岸和田城下に隣接し人口が多かった沼村と野村から取られた。沼村の一部は1668年（寛文8年）から城下に組み込まれ、現在の岸和田市並松町となっている。なお、並松町は町村制施行の際、当村ではなく岸和田町の一部となった。ただし、氏神社はもと岸和田村領内を氏地とする岸城神社ではなく、当村と同じく岸和田天神宮となる。岸和田町編入後の1913年（大正2年）1月1日、岸和田町大字沼・野・藤井・別所に以下の6町が起立された。その後、1969年（昭和44年）に下野町から岸野町が割置され、上野町が東西に分割された。

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