宝塚市立山手台中学校（たからづかしりつやまてだいちゅうがっこう）は、兵庫県宝塚市にある中学校である。現在、宝塚市内では生徒数が西谷中学校に次いで、2番目に少ない学校。創立記念日は11月22日。阪急不動産が、いわゆるバブル景気と呼ばれる1980年代後半から1990年代前半に宝塚市の山手台へ不動産事業を展開した。その捉販としての役割を担うべく、宝塚市へアプローチをかけ誕生した公立校が山手台小学校、山手台中学校である。開校した1994年4月時点で、生徒は1・2年生123名の4学級、教職員16名で、宝塚市の12番目の中学校として開校した。バブルがはじけて山手台の地価が下がるも、依然150人前後の生徒数であった。2006年ごろから再び、山手台事業が再スタートしたこと、出身小学校である長尾小学校周りのマンション開発が活発化したことにより2007年度は200人近くの全校生徒となっている。カラフルでレンガ敷きの中庭、兵庫県で唯一規模の大きい武道場、檜板張りの教室廊下の腰板、幅5メートルの廊下、教室と廊下の仕切を可動することができるオープン教室また土でできたテニスコート(クレイコート)などがある。宝塚市内の公立小中学校で唯一校門の無い学校だったが、2014年9月に不審者が校内に侵入するという事件をきっかけに、2014年11月に2台の防犯カメラと2015年に2つの門(駐車場側と正門)が設置されることになった。山手台中学校では9月に催される運動会のことを体育大会、10月に催される文化祭のことをスクールフェスティバルと呼んでいる。体育祭では全校生徒が赤軍(せきぐん、赤組とも)と白軍(はくぐん、白組とも)と青軍(せいぐん、青組とも)と黄軍(おうぐん、黄組とも)に分かれて、騎馬戦などの競技を加点方式の得点で競う。また、応援団長率いる全団員で行われる応援合戦がある。応援合戦の得点は結果発表の直前に加点され、逆転のドラマが生まれることもしばしばである。スクールフェスティバルでは、学校行事の開催やその補助を担う執行部(生徒のみで組織)が主体となり会が行われ、2000年ごろから合唱祭も同時に行われている。現在、体育祭は「体育大会」、スクールフェスティバルは「文化発表会」と呼んでいる。2014年の体育大会では、第3学年のみ4クラス体制のため、競技では赤軍と白軍に、応援合戦では赤軍・白軍・青軍・黄軍に分かれた。山手台のクラブ活動は陸上競技部、サッカ－部、テニス部(男子のみ、硬式)、女子卓球部、男女バスケ部、美術部、吹奏楽部がある。

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