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新増沢式採点法

新増沢式採点法(しんますざわしきさいてんほう)とは、音楽コンクールなどで、複数の審査員による審査を集計するため、増沢健美が考案した「増沢式採点法」に、改良を加えたものである。「新増沢方式」あるいは単に「増沢方式」と呼ばれることもある。なお、以下の説明では「参加団体」として統一しているが、個人単位でのコンクールの審査においても事情は同様である。本項で使用する用語の定義は、次のとおりである。なお、これらは本項での説明の便宜のためのものであり、新増沢式採点法における標準的な用語ではない。(前準備)各審査員が提出した順位表を集計し、獲得数が最多の団体を「仮の第1位」、2番目の団体を「仮の第2位」とする(ここで、同数は同位とする)。なお、審査員が多数である場合、「仮の第3位」以下の設定も必要となるが、説明が複雑になるため、小項目にて略説した。審査員が9人までであれば、過半数の獲得のために「仮の第3位」までを設定する必要はない。審査員が11人である場合、「仮の第1位」の獲得数が3で1団体、「仮の第2位」の獲得数が2で1団体、「仮の第3位」の獲得数が1で6団体という形がありうる。この場合、「仮の第1位」と「仮の第2位」の獲得数合計は5なので、過半数に達しない。そのため「仮の第3位」も合わせた選出を行う必要がある。まずは、「仮の第3位」の6団体において勝ちポイント選抜を行い、「第2位候補」を1団体だけ選出する。次に、「仮の第2位」と「第2位候補」とで決選投票を行って「第1位候補」を選出する。最後に「仮の第1位」と「第1位候補」とで決選投票を行って、総合第1位を決定する、という手順となる。※ここでは、「審査員が7人」である場合を想定したモデルケースによって解説する。設例(4)を使用して説明すれば、この時の各審査員の採点表が、次のようであったと仮定する。ここから、AとBとの関係のみを抜き出せば、次のようになる。すると、「Aを上位とする者」は3名、「Bを上位とする者」は4名となるので、多数決でBが上位と決する。なお、ここでは「第1位を決定するための決選投票」としたが、「仮の第2位の2者の中から1者を選出する」ような場合も、同様の手順を行う。設例(6)を使用して説明すれば、この時の各審査員の採点表が、次のようであったと仮定する。これから、A、B、Cのうち、2者同士の対戦を抽出する。まず、「A対B」は「Aを上位とする者=5 対 Bを上位とする者=2」となるので、Aが勝ちポイント1となる。この際、勝敗数差は考慮されない(4対3でも6対1でも、勝ちポイントは1である)。同様に「B対C」は、「2対5」となるので、Cが勝ちポイント1となる。「A対C」は「3対4」となるので、Cが勝ちポイント1となる。よって、勝ちポイントが2となったCが最上位であると決する。ただし、勝ちポイント1位が複数現れる場合もありえる。その際には、勝ちポイント1位の団体だけでの勝ちポイント選抜を行う。それでもなお、勝ちポイント1位が複数となった場合には、コンクールによって対応が変わる。なお、(a)および(b)においては、なおも同点となる場合がありうるため、その際には(c)によるという規定が付け加えられている。※ここでは、比較的多く採用されている方法を概説する。なお、それぞれの方法に付けている名称は、本項での説明の便のためのものであり、一般的な名称ではない。全日本合唱連盟が主催する合唱コンクールの全国大会は、全ての部門において新増沢式で行われている。その予選となる地方大会及び都道府県大会においては、新増沢式を採用しているところが多数だが、一部において他の方式を採用しているところもある。なお、増沢健美自身はこの方式を「音楽コンクール」の審査のために考案したのだが、同コンクールでは、現行の「日本音楽コンクール」に改称した1982年から増沢式の採用を中止し、今では点数制(上述の単純点数法に該当)が採用されている。

出典:wikipedia

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