株式会社津川洋行(つがわようこう)は動物用医療機器および鉄道模型情景素材を製造する日本のメーカーである。1977年鉄道模型用情景素材製造卸メーカーとして発足(自社サイトでは日本初の鉄道模型用情景素材製造卸メーカーとしている)。現在では1980年代からはじめた獣医療関係者が用いる医療機器の製造が主となっていて、一般向けに犬用の車椅子生産も行っている。主にNゲージとHOゲージサイズの情景模型製品を製造販売している。ストラクチャー、レイアウトで水面を表現するためのパラフィン「水の素」、グランドカバー、樹木、トンネルポータル、踏切、道路標識、ミニカー、人形、街灯、歩道などが主な製品である。1990年代からはNゲージの気動車や1/87サイズのナローゲージ車輛も発売しているが、これも当初は情景用のディスプレイモデルが始まりであった。このほか鉄道模型車輛の車輪を磨くホイルクリーナーなどメンテナンス用品も製品化している。かつては多くの製品を展開、特にカラーパウダーなどシーナリー用品の製品数では国内大手メーカーを凌ぐ程であった。ストラクチャーに関しては「招福駅」シリーズとして既存の製品にない鉄道全盛期の昭和30~40年代の建物を模型化していた点に特色があった。また1990年代にはウッドランド・シーニックス社の総代理店も務めている。その後、2000年代の始め頃より、鉄道模型雑誌上の広告を取りやめ、鉄道模型ショウの出展も止めるなど鉄道模型部門の活動が縮小傾向となり、カタログ落ちや品切れの製品も目立つようになっていた。しかし最近になり再び鉄道模型誌に広告を再開、各種ストラクチャーの再生産も行うなどNゲージを中心に鉄道模型部門に力を入れ始めていて、2009年7月には、Nゲージ車両の新製品として銚子電鉄デキ3を動力つきで発表、以降小型車を中心にNゲージ車両の新製品も発売している。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。