『サドンアタック』(韓国語: 서든어택、英語: "Sudden Attack") は、韓国のオンラインゲーム会社GameHiが開発したオンラインマルチプレイFPS。日本でのサービスは2010年10月27日まで、それ以降はネクソンが行っている。1ルーム最大16人が参加でき、ホストが選んだフィールドで対戦できる。チーム対抗でそれぞれ先に規定数のkill数を獲得するデスマッチと、2チームに分かれてオブジェクティブを遂行/阻止していく団体戦(爆破ミッション等)があり、それぞれのゲームモード専用のマップを使う。日本では2007年7月26日からオープンβテストを開始した。当初の運営はゲームヤロウ。2010年10月27日よりネクソンが行っている。韓国産FPSで既に日本でサービス中のSPECIAL FORCEやWarRockと通信手段が異なり、P2Pではなくクライアントサーバー方式を採用している(本家韓国はP2P方式)のが最大の特徴といえる。また、比較的低スペックなマシンでも遊ぶことができ、必要環境だけそろえるなら、かなり古いチップセット内蔵のグラフィック機能でも動かすことが可能である。他、ほとんどの武器でヘッドショット一撃でHPが即座に0になる(誤差はあるが威力が25%以上の武器なら一撃)、ゲーム中の途中参加が可能(ルームオプションで途中参加禁止にすることも可能)などの特徴がある。なお、この作品は過激な表現が含まれているため設定によって出血の有無や色を切り替えられるほか、年齢によって敵を倒した際の出血の演出が配慮される(設定を変更した場合や18歳未満の場合は血が白い粉になる)。続編として『サドンアタック2』が予定されており、日本では2016年5月に国内サービス開始が発表されたが、韓国での開発・サービス終了により、同年7月29日にサービス中止が発表された。「サドンアタック」にはストーリーやキャラクターも存在し、フィールドでの交戦理由などもそのストーリーにそって細かく設定されている。ストーリーそのものは公式ホームページのゲームガイドに詳しく記載されており、要約すると「"アフリカ中部のタンジリロ共和国を舞台にした、ジャンホーク大佐率いる精鋭部隊Silent-Fox部隊と、そのジャンホーク大佐を捜索する特殊部隊S.Aとの戦いを描いた"」もの。ストーリーのテーマは「失踪、そして裏切り…」。公式サイトにてエントリーIDを作成しゲームに接続、その直後にエントリーネーム(重複登録不可)を登録。サーバーを選び、次にルームを選ぶ。ルームにはホスト(RM=ルームマスター)が一人ずついる。ホストは、マップ、キル/制限時間/ラウンド数、チームバランスの有無、途中参加の可否等を決定できる。武器に関しては初期からM16、SMG U101の2種類のメイン武器、近接武器のKnife、投擲武器(グレネード)のG400が支給される。この4つの武器は利用期限がなく永久利用可能。サブ武器は初期支給されず、使用するにはゲーム内ポイントでレンタルする必要がある(下記参照)。また、エントリーと同時にゲーム内ポイントが10000P支給され、そのポイントを利用し様々な強力な武器のレンタルが可能。レンタルした武器には利用期間があり、その利用期間はレンタルする際に1日・7日・30日・90日のどれかの選択が可能。ゲーム内ポイントは試合を行う事により、成績に応じた額が入手できる。現在実装されているゲームモードは「チームデスマッチ」「爆破ミッション」「奪取ミッション」「占領ミッション」「サブミッション」「タッチダウン」「アメイジング」「タコマッチ」「人質救出」「個人戦」「警察と泥棒」。これに加えて1人プレイ専用の「練習モード」も存在する。アメイジングモードには、「ビッグヘッド」、「ヴァンパイア」、「三つ巴戦」等がある。アメイジングモードではKDは反映されない。チームデスマッチは制限時間以内に目標Kill数を達成したチームが勝利するモード。制限時間以内であれば死亡してもリスポーン(復活)され、制限時間以内に目標Kill数を達成できなかった場合、Kill数が多いチームの勝利になる。両チームのKill数が同じ場合は引き分け (DRAW) になる。爆破ミッションは制限時間以内にレッドチームが目標地点の爆弾を仕掛けて爆破させるミッションモード。レッドチームは5番スロットにあるC4爆弾を目標地点に仕掛けて爆破させ、ブルーチームはレッドチームが爆弾を仕掛けられないように防御しなければならない。設置された場合は、解除すれば勝利となる。奪取モードは制限時間内にレッドチームが防御している目標物をブルーチームが奪取するミッションモード。特定目標物を奪取・破壊するのはブルーチームにのみでき、目標物に照準点を合わせて「E」キーを押すと奪取できる。奪取した目標物はマップ上に「S」と表示される目標地点に運ぶ必要がある。また、レッドチームはこれを防がなければならない。ツーフェース実装に際して、クラブナイトがネットカフェ専用MAPに移行。占領ミッションは、マップ上にあるオブジェクトの占領権をめぐって戦いあうミッションモード。オブジェクトを占領し、そのオブジェクトを一定時間防衛すれば勝利となる。タイムオーバーになった場合は、その時点で占領していたチームの勝利となる。サブミッションは、制限された武器で戦うミッションモード。B補給倉庫も実装された。武器制限が無い、特殊なルールで行うミッション。期間限定で実施されるステージ・ルールも存在している。基本的にはデスマッチのGキューブと一緒だが重力の違いや抗戦用の段差が設けられている。ハンターは逃げる際に狂気をつかうと有効であるが、ヴァンパイアをリスポーンさせないエクソシストショットがしづらいマップでもある。反重力を利用したジャンプで逃げればよいので人間側が有利といえる。基本的にデスマッチのゲートウェイと同じである。ハンター側が抗戦する場所や隠れるのに有効な物陰が少なく、圧倒的にヴァンパイア有利なマップである。一人でのプレイにのみ対応。8人までの敵が設置でき、時間を計ったり、視点を自由に移動させたりできる。経験値やポイントは獲得できない。2007年8月17日にクランシステムが実装された。それに伴ってクラン戦専用サーバーが実装された。クランとはMMORPGでいうギルドであり、他のプレイヤーとチームを組み他のクランと戦うというものである。試合の募集方法としては各チャンネルのロビーで自ら発言し、相手はささやき(一対一のチャット)にて募集した相手に対し声をかけるという手順になる。また「クイックマッチ」と呼ばれるマップと人数を決めて即座にマッチングを行うシステムが2008年7月25日に実装された。しかし、日本では多くのクランが「勝率制限」を設けているためほとんど機能していない。このような制限は日本独自の傾向であり、本格的な海外IPの規制以前に韓国人プレイヤーが掲示板で「腰抜け・臆病者・向上心がない」などと書き込むこともあった。またこの勝率制限を利用し自分達より勝率・実力が低いところを募集し(自分達が勝率60%に対し50%以下など)、勝てる試合しか行わないクランも存在する。クラン戦は基本的にどのような形式で行っても(アビューズ行為などの運営方針違反にならない限り)構わないが、以下のルールが存在する。使用武器などを制限することができる。ほぼ全ての武器が、実在する銃器をモチーフとしている。なお、AK-47knifeについては功績システム実装に伴い『アサルトマスター』することで購入できる。2011/02/09のSeason2アップデートに伴って実装されたシステム以下公式より■功績システム様々なゲームプレイを行うことで、CRや称号を支給するシステム。一定の条件をクリアすると以下の報酬を受けられる。・高額のCR支給・階級枠の色が変更し称号支給・功績専用アイテム支給※ 報酬の詳細内容はゲーム内の記録/功績ページで確認可能。■指令システム与えられた指令を完了した時に経験値やアイテムを支給するシステム。一定の条件をクリアすると以下の報酬が受けられる。・指令の難易度によって経験値等を支給・指令を全て完了すると経験値増加やアイテム支給・1日5回まで指令を受ける事が可能。上記の利用条件は基本オプション(8vs8/基本時間以上/基本目標以上/乱入設定On/チームバランス設定On)時に開設された部屋で参加人員が 8人以上の場合に適用される。左クリックやFキーを押すことによりナイフ攻撃ができる通常のナイフと同じように頭にヒットさせれば即死である。2010年9月15日、サドンアタック公式ページにてゲームヤロウ社の親会社ゲームハイ社に対するネクソン社の子会社NEXON CorporationによるM&Aにより、ゲームハイ社はネクソン社のグループ子会社となり、ゲームヤロウとの資本関係を解消したとの発表があった。同年10月26日、ゲームヤロウ運営最後の日20時よりサーバーダウンカウントダウン配信が行われ、ゲームヤロウのスタッフら関係者が出演し、エキシビジョンマッチが開催された。その後27日午前0時をもってサドンアタックのサーバーは停止し、ネクソンへの移管メンテナンスが行われた。2013年12月頃からゲームヤロウの公式サイトに接続ができなくなり、12月16日にゲームヤロウアカウントでのゲームプレイサービスを終了し、同日より2014年6月30日までゲームヤロウアカウントからネクソンIDへゲームデータ等の移管を受け付けると発表した。2014年6月25日、神奈川県警はサドンアタックのチートツール作成・販売・使用にかかわった少年3人を電子計算機損壊等業務妨害容疑で書類送検した。この3人の出身地は徳島県、福島県、奈良県であり、いずれもオフラインでの面識はなかった。このうち、福島県と奈良県の少年はチートツールの作製・販売を行うウェブサイトを運営しており、対戦相手のキャラクターの頭部を20倍から30倍に巨大化させてヘッドショットをしやすくする「ビッグヘッド」、上空から相手を攻撃することを可能にする「空中浮遊」などといったチートツールを作成し、30種類以上のツールをセットにして販売されていた。徳島県出身の少年はこの2人とかかわる前から別のチートツールを使用していたが、2人の作ったそのツールの性能が良かったため、それを使用している様子をインターネット上でライブ配信する形で宣伝していた。その結果、福島県と奈良県の少年は約810万ウェブマネー分を売り上げ、徳島県の少年は広告収入で約50万円を稼いだ。3人の不正行為によりネクソンには苦情が寄せられ、防御措置および外部サービスによる24時間監視体制がとられ、最終的に3人の書類送検に至った。3人の両親は子どもたちの犯罪を知らなかった。ツールを使っていた少年は両親からネット環境を与えられていなかったが、近所の無線LANを用いてゲームをプレイしていたため、神奈川県警だけでの捜査では被疑者の特定が難しく、ネクソンの協力があって初めて特定できたと4Gamer.netは述べている。書類送検から数週間後の2014年7月15日、日本オンラインゲーム協会(JOGA)は会員を対象に今回の事件を扱った情報共有会を神奈川県警のサイバー犯罪対策課と共同で開いた。なお、この事件は前述のビッグヘッドマッチおよび運営会社が提供する課金アイテムとは関係のないものである。
出典:wikipedia
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