菅 敏幸(かん としゆき、1964年2月15日 - )は、日本の有機化学者(有機合成化学・化学生物学・医薬化学)。学位は博士(理学)(北海道大学・1993年)。静岡県立大学薬学部教授・大学院薬学研究科教授。1964年、北海道生まれ。函館ラ・サール高等学校を経て、北海道大学理学部化学科卒、同大学院理学研究科に進み博士後期課程を修了し、博士(理学)を取得した。学位論文の題は 「Total Synthesis of(-)-Grayanotoxin((-)-グラヤノトキシンの全合成)」。 博士号取得後、財団法人サントリー生物有機科学研究所にて研究活動に従事した。1996年には東京大学に転じ、薬学部教授の福山透の下で助手を務め、天然物の全合成やケミカルバイオロジーに関する研究を行い、のちに薬学系研究科助教授となった。2005年からは静岡県立大学に着任し、薬学部薬学科および大学院薬学研究科製薬学専攻の教授を兼任している。研究対象は化学、特に有機合成化学を専門分野としており、生化学などに関連する研究を行っている。プローブ分子の合成による膜蛋白質の機能の研究や、食品に含まれる有効成分の合成を通じた生物有機化学の研究を行っている。ワインなどに含有されるポリフェノールの研究が知られており、グローバルCOEプログラムに採択された静岡県立大学の「健康長寿科学教育研究の戦略的新展開」プロジェクトでは、「緑茶に含まれるポリフェノール類の生物有機化学的研究」と題した研究を通じて参加している。また、必要とあれば、自分の専門分野についての講演を英語でこなす。
出典:wikipedia
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