七飯町(ななえちょう)は、北海道渡島総合振興局にある町。渡島半島南部に位置し、函館市から約16kmの距離にある。七飯町は大沼トンネルを境に南北に分かれており、北部は活火山の北海道駒ヶ岳と大沼・小沼・蓴菜沼を擁する大沼国定公園と水田、酪農・畑作地帯となっている。南部は縦断している国道5号沿いに市街地があり平野部は水田、丘陵部は畑作・果樹地帯となっている。亜寒帯湿潤気候に属し、平均気温は7.7℃前後と北海道内で最も温暖。降水量は(日本国内としては)比較的少ない。七飯町の人口は1959年(昭和34年)の精進川鉱山閉山に伴って一時減少したが、函館圏の1つとして漸次増加に転じた。1975年(昭和50年)以降は函館市のベッドタウンとして発展し、1980年(昭和55年)の国勢調査では人口2万人を突破した。「七飯町史」「七飯町歴史館」参照「議会の概要について」参照基幹産業である農業は、水稲をはじめ、ダイコン、ネギ、ニンジンなどの畑作、リンゴ、ブドウなどの果樹と生産品目が多岐に渡り、大沼地区では酪農、畜産も行われる。カーネーションなどの草花(花卉)栽培も盛んになっている。明治初期にヒャルト・ガルトネル(R.ガルトネル)によって洋種農作物の栽培が行われ、川田龍吉によって男爵いもの栽培が行われた由緒ある地である。水産業は移植・ふ化の養殖業による水産品があり、大沼のワカサギやエビ、蓴菜沼のジュンサイが有名となっている。工業では1973年(昭和48年)に北海道内初となるIC(集積回路)工場が操業したことなどから先端技術産業の割合が高い。商業は大沼地区に観光商店街が形成されているほかは商店街形成された地区はなく、個人商店や小型チェーン店が散在している。本町・大中山地区などに大型小売店も立地するが、生活圏である函館市や北斗市に購買力が流出している傾向がみられる。北海道運輸局による「一般乗用旅客自動車運送事業(タクシー)の自動認可運賃等」では「北海道C地区」の運賃となる町内を通る幹線道路は、シーニックバイウェイの「函館・大沼・噴火湾ルート」になっている「町指定文化財」参照「物産・特産品」参照七飯町民憲章
出典:wikipedia
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