玉島地域(たましま ちいき)は、岡山県倉敷市における行政上の地域区分である。同市の西南部に位置し、同市市役所玉島支所の管内にあたる。旧 玉島市に相当し、1967年2月1日、倉敷市・児島市との3市による新設合併で倉敷市の一部となった。本項では玉島市についても述べる。当地の中心部は、江戸時代より物資の集散地として栄えた玉島港の港町で、備中松山藩や岡山藩等の外港としての機能を備えていた。現代になり、新たに当地東南部の乙島地区に水島港玉島地区が造成され、南の瀬戸内海沖合へと拡大し、貿易港になっている。その周囲は水島工業地帯の一部をなし、事業所・工場が多数立地する。中部は近世に干拓によって造成された平坦な平野で、東西に山陽新幹線と国道2号玉島バイパスが走っている。また、山陽自動車道が通る北部の丘陵地は岡山県内有数の果樹栽培の盛んな地域で、白桃などのモモ類、マスカット・オブ・アレキサンドリアやピオーネなどのブドウ類の産地である。西部の黒崎地区は、水産業・水産加工業、およびハエ取りリボンなどの産業が盛んであり、また沙美海岸があり海水浴場が設置されている。その他、当地全域における古くからの産業として酒造業・繊維産業・麦稈真田製造・除虫菊栽培・沿岸部における養殖・漁業などがある。中心市街地の商店街は郊外への人口流出と共に地盤沈下が著しく進み、かつてあったバスターミナルはスーパーの駐車場に変わるなど、都市機能の流出もその傾向に拍車をかけている。商業集積は中心市街から社会資本整備の進む郊外へ移動傾向にあり、特に区画整理を終えた新倉敷駅前の発展は目覚しく、商業と人口の集積が急速に進んでいる。中心市街地の商店街周辺は港町で栄えた往時の面影を残しており、倉敷市は町並み保存地区に指定し観光地への脱皮と活性化を試みている。※玉島小学校区 玉島八島の一部:中学校区不明新倉敷駅発着玉島北部では玉島中継局を、南部では玉島南中継局を受信している世帯が多いが、玉島南局においては山陽放送(RSK)が、テレビせとうち(TSC)にいたっては両局において電波を出していないため、岡山局もしくは対岸香川県の西讃岐中継局を受信して補っている世帯が多い。なお、この場合の西讃岐局など香川県内の送信所を受信する場合は、デジタル・アナログ共にNHKの県域ニュース等エリア番組が岡山県及び中国地方のものでなく、香川県及び四国地方のものとなってしまうので、岡山県内いずれかの局も併せて視聴する必要がある。地上デジタルテレビ放送については玉島南中継局は2010年4月に、玉島中継局は同年11月にNHKのみ設置されている。他局については岡山局もしくは西讃岐局の電波を受信できれば視聴可能である。県外波※玉島市と合併した町村は穂井田村を除き浅口郡のため表中の記載を省略。
出典:wikipedia
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