岩田 富美夫（いわた ふみお、1891年10月27日 - 1943年7月6日）は大正・昭和期に活躍した右翼活動家。東京・牛込出身。1915年に日本大学を中退し、陸軍の特務機関の下で諜報活動を行うため、中国の山東省に渡る。上海で北一輝と知り合い、その子分となる。北と共に帰国し、国家主義運動に従事。1923年6月、大化会を結成し、その年の暮れには大杉栄の遺骨を強奪している。1932年には、やまと新聞社長となる。1936年の二・二六事件では、西田税を匿ったことでも知られる。1943年に死去し、大化会も解散した。

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