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テルツァ・リーマ

テルツァ・リーマ(Terza rima, 三韻句法)は、押韻したverse(韻文、詩)のスタンザ(連、詩節)の形式で、3つの連動した押韻構成から成り立っている。最初に使ったのはイタリアの詩人ダンテ・アリギエーリである。テルツァ・リーマは、「aba bcb cdc ded ...」のパターンで作られた三行連、つまり、3行で1つのスタンザを成すもの。長さには制限がないが、テルツァ・リーマで書かれた詩、または詩の部分の最後は、最後の三行連句の真ん中の行の押韻を繰り返す一行もしくは二行連句で締めくくられる。もし「ded」で終わるのなら、最後は「e」か「ee」になる。テルツァ・リーマにはとくに決まったリズム(韻律)は必要ないが、英語詩では普通、iambic pentameter(弱強五歩格)が好まれる。わかっているテルツァ・リーマの最初の使用は、ダンテの『神曲』である。この形式を作る段階で、ひょっとしたらダンテはプロヴァンスのトルバドゥールが使っていた抒情詩の形式の1つであるシルヴェンテス(風刺詩、)に影響されたのかも知れないし、三行で作られるパターンは三位一体を暗示する意図があったのかも知れない。ダンテ以降、イタリア語詩ではペトラルカやボッカッチョがこの形式を使った。英語詩で最初にテルツァ・リーマを使って書かれた詩は、ジェフリー・チョーサーの『Complaint to His Lady』()である。イタリア語と較べて英語はあまりにも屈折語であるため、押韻に使用できる言葉は不足していたが、ジョン・ミルトンやジョージ・ゴードン・バイロン(『ダンテの予言』)、パーシー・ビッシュ・シェリー(『西風の賦(西風に寄せる歌)』、『Triumph of Life』)などもテルツァ・リーマを使用した。20世紀に入っても、アーチボルド・マクリーシュ()、W・H・オーデン、アンドリュー・キャノン、ウィリアム・カルロス・ウィリアムズ()、T・S・エリオット、デレック・ウォルコット、クラーク・アシュトン・スミス、ジェームズ・メリル()がこの形式を使っている。驚くことではないかも知れないが、『神曲』の英語翻訳版にもテルツァ・リーマが使われている。おそらくもっとも有名な例はロバート・ピンスキー()の『地獄篇』と、ローレンス・ビニヨン()による全訳であろう。ダンテ『神曲』の冒頭。チョーサー『『Complaint to His Lady』』から2つの三連句。シェリー『西風の賦(西風に寄せる歌)』から最後の二連句を含む部分。

出典:wikipedia

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