一勝地駅(いっしょうちえき)は、熊本県球磨郡球磨村大字一勝地甲字友尻にある、九州旅客鉄道(JR九州)肥薩線の駅である。単式ホーム2面2線を有する地上駅。以前は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の2面3線で、単式ホーム側に駅舎のある構造を持っていたが、島式ホームの内側の線路を撤去したことにより、ホーム・線路・ホーム・線路、の順の特異な配列を持つ2面2線の構造となった。回廊のある古い木造駅舎が残る。地元農業協同組合であるJA球磨一勝地駅支所が同居する簡易委託駅。かつては有人駅で広い構内を持ちながら普通列車のみ停車する駅であった。無人化後しばらくは荒廃した無人駅となっていたが、旧駅舎にJA球磨一勝地駅支所が開設・入居してからは簡易委託駅となり、観光地も多いため九州新幹線開業後は観光誘致を目的として「SL人吉」や特急「くまがわ」「九州横断特急」の停車駅に昇格した。2016年3月26日のダイヤ改正で特急列車が廃止され、快速列車の停車駅となった。自動券売機、マルス・POS端末は設置されていないため、乗車券や特急券、指定席券などは補充券や常備券での販売となる。「SL人吉」運行日のみ、停車時間に合わせてホームで駅弁「一勝地弁当勝つ弁」が販売されている。集落が球磨川両岸と芋川両岸に広がっている。特に、球磨川に注ぐ芋川沿い(一勝地温泉方向)に集中している。当駅から東方向に約100mほどの距離の熊本県道・鹿児島県道15号人吉水俣線上には産交バスの一勝地駅前バス停が、約600mの距離にある対岸には一勝地バス停がある。縁起の良い名前の駅であるため、駅舎に入居しているJA球磨一勝地駅支所にて平日のみ「必勝お守り記念入場券」を販売している。スポーツ選手や受験生などが勝利(合格)を祈願し買いに来る。また、駅に隣接する一勝地郵便局でもお守りを販売している。肥薩線の真幸駅との乗車券は、「一生(一勝地駅)幸せ(真幸駅)」という語呂で親しまれており、JR九州でも「一生(一勝)幸せきっぷ」として販売されている。普通列車のほかに快速「SL人吉」が停車する。
出典:wikipedia
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