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ニコン産業用・特殊用レンズの一覧

ニコン産業用・特殊用レンズの一覧はニコン及びその前身である日本光学工業が産業用・特殊用に製造したレンズとエル・ニッコールの一覧。"特殊用レンズでも一般の流通経路で販売されたレンズはニコンSマウントレンズの一覧、ニコンFマウントレンズの一覧を参照のこと。"エーロ・ニッコール(" )は戦前に生産された航空写真用レンズ。現在一般のカナ表記ではエアロ・ニッコールであるが、日本光学では「エーロ・ニッコール」と称した。50cmF4.8と70cmF5は初めてニッコールブランドが使われたレンズの一つ。アポ・ニッコール(" )は業務用の写真製版用レンズ。基準倍率は等倍。大きなものは11x14in判やそれ以上の超大判フォーマットをカバーするイメージサークルを持つため、シャッターを取り付け大判カメラで利用されることがある。下記イメージサークルは等倍時のものである。テッサー型3群4枚。1940年3月21日設計完了していたニッコール38cmF8を基本として1946年4月に製造に着手した38cmF9が最初の製品。その後従来のd線、g線、c線の3色色消しを写真湿板の有効感光域である380-440nmまで拡げる必要があり、東京大学の小穴純教授の指導を受けてクルツフリントガラスを1枚使用した45cmF9が1953年に完成、さらに10月15日出図した60cmF9以降はクルツフリントガラス2枚を使用するようになった。特殊形状絞りやシートフィルターを差し込むためのウォーターハウス絞り用スロットを備えているものもある。前期型のアポ・ニッコールの殆どは、絞り環が通常のバレル・レンズと同様の形状をしている。下記製品のうち焦点距離がcm表記の製品は、製造時期によりmm表記のものが存在する。1961年9月21日以降出図された製品は絞りを挟んで完全対称のダイアリート型4群4枚となっている。色収差補正波長域380-750nm。焦点距離はmm表記では中途半端な数字に見えるが、ヤード・ポンド法の北米市場を強く意識したものであった。全品が特殊形状絞りやシートフィルターを差し込むためのウォーターハウス絞りスロットを備えている。後期型アポ・ニッコールのほとんどの物が、絞り環が大きく張り出した傘状の形状をしており、レンズ取り付け座金を紛失しても、カメラなどに取り付けられるように、絞り環にねじ穴が開けられている。1970年代には写真製版のみならず、大型写真館にも意欲的に販売された、そのためコパル#3などのレンズシャッターに取り付けされたものも市場にあった。販売当初の後期型アポ・ニッコールも前期型と同様に専用木箱に入れられ多数の付属品が同梱されていたが、後に紙箱パッケージとなり、差し込みフィルターなどのアクセサリは含まれず、樹脂製の前後かぶせキャップ、座金および座金取り付けねじのみで販売された。栃木ニコンへの電話取材で、1984年にアポ・ニッコール全品種の製造が終了したとされている。しかしながら1988年に社名変更した株式会社ニコン名の検査証が付属したレンズが多数存在しており、製品の販売はその後も継続して行われたことがわかっている。ニコンの社内基準でアポクロマートであるとしてアポを名乗る大判用ニッコールは、ほかに大判用ニッコールAMシリーズがあるが、これらはオルソメター型を基本とした光学系から見て、アポ・ニッコールの後継ではなく、アポ・エル・ニッコールの系譜といえる。ワイドアングル・アポ・ニッコール(" )は小型製版カメラ向けの広角版のアポ・ニッコール。オルソメター型4群6枚。アストロ・ニッコール(" )は天文カメラ用レンズ。テッサー型3群4枚。COM・ニッコール(" )はCRTに表示された文書類をマイクロ・フィルムに記録する("Computer Output Microfilming" )用途のレンズで、名称もそれに由来している。CRT・ニッコール(' )はオシロスコープカメラ用。初期はオシロ・ニッコールを称した。オシロスコープの暗い管面における高速で動く映像を低感度の感材で記録するため、大口径で設計されている。基準倍率付近では非常にシャープであり、かつ大口径由来の大きなボケが得られ、接写用として一般撮影に使用する者もいる。24x36mm(ライカ)判の一眼レフカメラに取り付けるとちょうど花のクローズアップ撮影ができるような範囲でのみピントが合う。このレンズは、ロスアラモス国立研究所の銘板が付いた放出品のオシロスコープカメラに取りつけられていたことが確認されている。このカメラは同研究所をはじめとした米政府機関で長く使われたと見られ、レンズが廃品種で入手不可となった際、代替として米国内の産業用光学メーカーJML Optical Industries社やFJW Optical Systems社が同等品を生産した。エル・ニッコール(' )は引き伸ばし用レンズとして知られるが、240mm以上の製品はレンズ価格表に写真製版用と記載されていた。ELはEnLargingの略。撮影用レンズとしても高い性能を発揮し、特に接写において利用されることが多い。アポ・エル・ニッコール(" )は主にカラー原稿から高品質の拡大印刷版をつくるための写真製版用引き伸ばしレンズである。絞りの前後をEDガラスを使った貼り合わせレンズとした変形オルソメター型となっており、このレンズ構成は大判用マクロレンズNIKKOR-AMへも発展した。アポ・エル・ニッコールN(" )は性能の向上と小型化を図った改良版。鏡胴の前後ともマウント用ねじとアタッチメントねじが切られている。1980年発売。エル・ニッコールN(' )はエル・ニッコールを改良した新型。引伸機のランプ点灯により絞り数字が照明される。絞り表示窓の向きを30°間隔で調節可能となった。アタッチメントサイズは40.5mmに統一され、光学系の性能向上も図られた。今までの製品と異なり、外装の鏡筒は合成樹脂製。エル・ニッコールA(' )は、大型のエル・ニッコールを性能向上および小型化すると同時に、それぞれまちまちであった大きさやマウント、アタッチメントサイズを焦点距離ごとにある程度統一した改良型。鏡筒はエル・ニッコールNタイプがプラスチック外装となったのと異なり、アルミ製である。色収差補正波長域380-700nm、レンズ構成4群6枚オルソメター型、最小絞りF45は共通仕様。180mmより大きなものは絞り環にクリックストップがないほか、鏡胴の前後両側にマウント用ねじとアタッチメントねじが切られている。エル・ズーム・ニッコール(" )はオートカラープリンター向けの引き伸ばしズームレンズ。レンズ交換することなくさまざまな倍率でプリント作業ができる。焦点距離によってF値が変動するが、ペーパー上の明るさは常に一定となるよう設計されている。オルソ・エル・ニッコール(" )はオルソメター型で開放F値5.6のエル・ニッコールの初期の名称である。下記のものが知られている。ファックス・ニッコール(" )は主としてコピー機向けに販売された。260mmF10を除いて完全対称のオルソメター型4群6枚。色収差補正波長域350-700nm。ファックス・オルソ・ニッコール(" )は精密拡大投影用途向けレンズ。歪曲収差を厳密に補正してあることで知られ、造船用途で鋼板に原寸1/10倍の原図を投影し切り出したというエピソードが知られている。フィッシュアイ・ニッコール(" )は魚眼レンズ。プロ・フィッシュアイ・ニッコール(" )は投影用魚眼レンズ。「プロ」は投影("Projection" )を意味する。マクロ・ニッコール(' )は大型マクロ写真撮影装置「マルチフォト」(' )専用の交換レンズとして開発された。BR-15、BR-16を併用すればニコンFマウントに変換できる。4x5in判まで対応できる大きなイメージサークルを持つ。マイクロ・ニッコール(" )は主としてマイクロフィルム機材の縮小撮影用レンズとして販売された。プリンティング・ニッコール(' )はリプロ・ニッコール100mmF2.8を下敷きに、オプチカルプリント用レンズとして開発されたが、後にラインセンサ用レンズとしての需要が発生。基準倍率における各種収差を徹底的に排除し、高い色再現性と解像力を持つ。現在はエコガラス化を目的として再設計され、同様の製品が現行である。民生用フィルム・スキャナ製品SUPER COOLSCANシリーズの8000EDと9000EDに使われ、カタログに「スキャナ・ニッコール」と紹介されていたレンズ構成がプリンティング・ニッコールAと酷似していることが知られている。3枚以上の貼り合わせとなる群が複数ある旧型から、製造コスト低減と性能向上を図った改良型。レンズの最外面にEDガラスが来るレンズ構成で、拭き傷が付きやすいため前後とも保護ガラスが取り付けられている。プロセス・ニッコール(" )はテーブル型の小型製版カメラ用のレンズ。トポゴン型4群4枚。基準倍率は1倍。色収差補正波長域400-650nm。下記イメージサークルは等倍時のものである。画角は絞り開放で68°、F22時に74°。大きさに比して巨大なイメージサークルを持つため、8x10in判またはそれ以上の超大判用のレンズとして使われることがある。前後側とも、鏡胴先端部よりもレンズが突き出ているため、取り扱いには注意が必要。画角を大きく取っていないため周辺光量を補正するためのグラデーション・フィルターの使用は考慮されない。鏡胴の前後に同一サイズのアタッチメントねじが切られているが、付属のアルミ製ねじ込みフード、およびレンズキャップのためのものである。レイファクト(" )は栃木ニコンの産業用レンズブランドである。ニッコールとは名乗らない。2006年に販売を終了したエルニッコールの後継品種。ただし鏡胴を全て金属製とし、絞り環固定ねじが装備されるなど産業用レンズの仕様になっている。プリンティング・ニッコールの後継品種。当初からラインセンサでの使用を前提として設計された。イメージサークルφ62mm・使用波長域400-700nm・基準倍率において歪曲収差なし・φ55mmP=0.75ねじマウントは共通仕様である。レグノ・ニッコール(" )はエックス線間接写真装置用レンズ。リプロ・ニッコール(" )は等倍複写、またはリレーレンズとしての用途を想定して設計されている。TV・ニッコール(" )はレントゲン写真の間接撮影用レンズ。1960年頃から集積回路の製造に必要なフォトマスク用高解像力レンズの問い合わせが増え、従来レンズでは解像力が不足したため、1961年3月光学設計部の脇本善司が主導して超高解像力レンズの開発を始めたのがウルトラ・マイクロ・ニッコール(" )である。東京大学理学部の小穴純教授から単色光であれば収差の補正が可能になるのではないかとの助言を受け、使用する光線や倍率、イメージサークルを限定することで、理論上の限界に迫る高い解像力を持つ設計が完成した。品名末尾の「e」「g」「h」はそれぞれ水銀ランプのe線(546.07nm)・g線(435.83nm)・h線(404.65nm)の単色光での使用に最適化されていることを示す。なお、品名末尾に何もないものはe線用である。ゼロ・ニッコール(" )はCRTに表示された文書類を約2倍に拡大撮影するためのレンズ。

出典:wikipedia

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