『春の珍事』(はるのちんじ、原題:"It Happens Every Spring")は、1949年制作のアメリカ映画。化学を専攻する大学教授で、大の野球ファンでもある主人公は研究室での実験中、木材に反発する性質を持つ不思議な液体を偶然に作ってしまう。これを野球のボールに塗って投げれば、木製のバットをよけて空振りが取れることを思いついた彼は、自らを必勝の奪三振請負人としてメジャーリーグのチームに売り込み、まんまと入団するが…主人公星飛雄馬がオールスター戦で「大リーグボール3号」を初投球した直後、スポーツ紙の企画で、飛雄馬に三振を喫したパ・リーグの3打者(野村克也、ジョージ・アルトマン、張本勲)を招いた座談会が開かれるというエピソード中、張本が「バットをよけて通る魔球」とその本質を喝破したのに対し、司会の記者が、それではまるで昔のアメリカ映画ではないか、と本作品を引き合いに出して笑い飛ばすという場面がある。他の野球漫画作品の「魔球」とならんで、本作品も「大リーグボール3号」の設定に重要なヒントを与えたことがうかがえる。
出典:wikipedia
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