西 三雄（にし みつお、1938年9月19日 - ）は、和歌山県海南市出身の元プロ野球選手（投手）・コーチ。甥は元プロ野球選手の西俊児。実家はみかん園。大成高校卒業後、丸善石油へ入社。チームには兄の五十六も所属していた。1957年からは3年連続で都市対抗野球大会に出場し、1959年の大会ではエースとして3勝を挙げ、橋戸賞を獲得。丸善石油の初優勝に貢献した。1962年に大毎オリオンズへ入団。同年8月25日の西鉄戦（東京）で一軍初登板を果たすと、10月1日の東映戦（東京）でプロ初勝利を挙げる。1963年には2完封を含む6勝を挙げたが、その後は主に中継ぎで起用され、1966年に大洋ホエールズへ移籍。1968年にオリオンズへ復帰し、この年に引退。引退後は太平洋・クラウン・西武で二軍投手コーチ（1976年, 1978年 - 1980年, 1984年 - 1988年, 1992年 - 1993年, 1996年 - 1997年）、一軍投手コーチ（1977年）、二軍育成コーチ（1995年）、スカウト（1982年 - 1983年, 1989年 - 1991年, 1994年）を務めた。

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