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日産・デュアリス

デュアリス (DUALIS) は、日産自動車がかつて日本国内で製造・販売していたミドルサイズのクロスオーバーSUVである。日本での販売終了後も欧州をはじめとした主要各国ではフルモデルチェンジを受けて「キャシュカイ(QASHQAI)」の名で引き続き販売されている。当項ではその海外仕様車である「キャシュカイ」および、欧州で販売された派生車「キャシュカイ+2」についても述べる。デュアリスは日産の欧州戦略車種として位置付けられており、欧州市場をメインに販売が行われる。フォルクスワーゲン・ゴルフ、ルノー・メガーヌ、プジョー・307といったハッチバック車を対抗車として見据え、開発が行われた。2002年末に新型アルメーラの開発計画が始動したが、十分な利益が見込めなかったため、同年12月13日に計画が一旦中止された。しかし欧州市場において日産の評価は四輪駆動車と小型車に集中しており、特にアルメーラの属するCセグメント車は生産の3分の1以上を占めていたため、新型アルメーラの開発の中止は欧州市場からの撤退にもつながりかねず、日産の商品開発者に大きな危機感をもたらした。そんな中新たな商品が模索され、2003年7月に提案された新商品が現在のデュアリスである。そのため欧州においてはアルメーラの後継車とされているが、開発段階においてはまったく新しいジャンルの車として開発された。まずはじめに、主たる市場となる欧州でキャシュカイ ("QASHQAI") の名で発表された。北米、台湾、韓国ではプラットフォームを共有する同クラスのクロスオーバーSUV、ローグが販売される。南アフリカ、中東諸国、シンガポール、中国、ニュージーランド、南米諸国では「キャシュカイ」の名称で、オーストラリアおよび日本では「デュアリス」の名称で販売される。車台を共有しているエクストレイルはオフロードやアウトドアアクティビティ、デュアリスは都市やパワードスーツをイメージした訴求方法を採り、棲み分けを図っている。当初、生産は英国日産自動車製造会社 (NMUK) のサンダーランド工場で集中的に行われ各市場に輸出する形がとられたが、その後日本向け車両に関しては日本の日産自動車九州で、中国向けは中国の東風日産で現地生産されている。(これよりあとの販売でも述べる。)メカニズムについては、プラットフォームは、セントラや、エクストレイル、ルノーサムスン・QM5などで使用されている、Cプラットフォームが採用された。エンジンは全て直列4気筒でガソリンが1.6L HR16DE型と2.0L MR20DE型、ディーゼルは1.5L K9K型と2.0L M9R型が設定された。ただし2.0L M9R型は欧州向け2012年モデルからは姿を消し、代わって1.6L R9M型がラインナップに加わっている。トランスミッションは、5速MT、6速MT、6速AT、CVTが用意されているが、国内ではMR20DE型+CVTの組み合わせのみが用意される。駆動方式はFFまたは4WDで、4WDはエクストレイル(初代T30型)と同じオールモード4X4を採用する。フロントストラット式、リアマルチリンク式のサスペンションには、日本車としては初めて、減衰力特性に優れたザックス社製ハイスピードコントロールショックアブソーバーが組み合わされている。走行性能の評価は高く、開発者自身もフォルクスワーゲン・トゥアレグに負けない足に仕上がったと語っている。エクステリアデザインについては、英国の日産デザインヨーロッパ (NDE) および日産テクニカルセンターヨーロッパ (NTCE) が手がけている。チーフデザイナーは3代目(P12型)プリメーラなどを手掛けたステファン・シュワルツ。CFD (Computatinal Fluid Dynamics) 解析を日産車としては初めて、クレイモデルが出来上がる前の段階で導入したことで、Cd値をSUVとしてはトップレベルとなる0.35とした。また、カーウイングスナビゲーションシステムとセットオプションのオプションのサイドブラインドモニター装着により、サイドアンダーミラーが装着されなくなる。なお、当初はフロントグリルに日産のSUVに共通する、縦に2本ラインの入ったものが採用されていたが、2009年9月の一部改良によりフロントグリルにはキャシュカイ+2(後述)と共通デザインのものに変更。2010年8月のマイナーチェンジでセンターにV字のメッキを配列した日産SUVの共通デザインに再度変更された。一方で日本国外仕様車(除く中国生産車)に関しては、キャシュカイ、キャシュカイ+2、オーストラリア仕様のデュアリス共に2010年3月にマイナーチェンジを受け、フロントバンパー・グリル、ヘッドライト、エンジンフードのデザインを一新してフロント部分のデザインを大幅に変更し、同時にテールランプのデザインについても一部変更されている。インテリアについては、リアの居住スペースは同社のSUVであるエクストレイルよりは若干劣るものの、室内長、後席スペース、ヘッドクリアランスはホンダ・CR-Vやトヨタ・RAV4と同等とした。また、一部グレードには標準装備される大型のガラスルーフは2007年4月現在でSUVとしては最大、量産車としても3番目に大きい開口部面積を誇る。販売は好調で、2007年1月の販売開始から3か月で年間販売計画台数の3分の2である6万台の受注があり、英国サンダーランド工場においては2007年6月と2008年1月に2回の増産を行っている。また、イギリス日産では2007年のトップセラーカーとなっている。また、プラットフォームを共有するSUVのエクストレイルは4WD車が販売の中心であるのに対し、デュアリスはFF車を販売の主力としており、実際欧州市場での販売の約70%はFF車である。また、対抗車種をハッチバック車としているが、実際欧州においてはフォルクスワーゲン・ゴルフなどのハッチバックからの乗り換えが多い。発売当初は日本仕様車も英国からの輸入販売(PDIは日産九州工場で行なった)であったが、ポンドならびにユーロ高の影響と欧州市場の好調によるサンダーランド工場における生産稼動率の向上に伴う日本国内への納入が遅れることを避ける(=日本国内における早期納車を実現させる)という2つの理由で国内販売分に関しては2007年12月から日産九州工場(2011年10月以降は日産自動車九州)での生産に移管されている(同工場でのエクストレイルやローグの生産に伴う生産稼働率の向上させる目的でもある)。エンジンは、中・低回転域のトルクを重視したMR20DEガソリンエンジンのみで、トランスミッションはエクストロニックCVT(6速マニュアルモード付き)で、2WDと4WDが設定される。グレードは「20G」、「20S」の2種類が用意され、20Gには標準でガラスルーフが装着される。なお、「20S」には16インチホイールカバーが、「20G」には17インチアルミホイールが装着される。また、2008年9月からはオーテックジャパン扱いの特装車であり、同時にカスタマイズカーの新シリーズとなる「クロスライダー (Cross Rider) 」が販売されている。「20S」および「20S FOUR」をベースに専用デザインのエクステリア(フロントグリル、17インチアルミホイール、前後バンパー、FUJITSUBO製センター出しマフラーなど)ならびにインテリア(アルカンターラ/トリコットシートなど)を装備している。2010年8月のマイナーチェンジでベース車の仕様変更に加え、足まわりを専用18インチアルミロードホイールと専用タイヤ(215/55R18)に変更し、フルオートエアコンやキセノンヘッドランプを全車標準装備し機能面も向上された。アーバンフレア2008年5月に発売。同年11月末までの期間限定車。ベース車は「20G」および「20G FOUR」。ブラック・カカオの2トーン内装色にオレンジ・ブラウンの2トーンシートカラーが設定された。アーバンブラウンレザー2008年12月に発売。欧州仕様車に設定されるブラウンの本革シートおよび本革調ドア・アームレストを装備し、内装色はブラック・カカオの2トーンが設定された。また、前席ヒーター付シート、運転席ランバーサポートなどが採用された。アーバンブラックレザー2010年1月に日本で発売。ベース車は「20G」および「20G FOUR」。欧州仕様車に設定されるブラックの本革シートおよび本革調ドア・アームレストを装備し、加えて欧州仕様車のキャシュカイおよびキャシュカイ+2に2009年より用意されるグレード「n-テック」にも装備される18インチアルミホイールを装備しているほか、運転席・助手席ヒーター付シート、運転席ランバーサポート、助手席シートアンダートレイ、VDCを標準装備し、快適性や安全性を高めている。アーバンブラックレザーII2011年6月に日本で発売。ベース車は「20G」及び「20G FOUR」。前述の「アーバンブラックレザー」の第2弾となるモデルで、特別装備内容は「アーバンブラックレザー」と同様だが、ボディカラーは特別設定色のブリリアントホワイトパール3コートパール、ブリリアントシルバーメタリック、スーパーブラックの3色とラインナップが一新されている。欧州で販売されるキャシュカイの派生車として2+3+2の3列シート7人乗りモデル、キャシュカイ+2(QASHQAI +2、キャシュカイ・プラスツー)がある。型式はJ10E。同車は2008年1月から英国日産自動車製造会社で製造が開始され、同年10月から欧州での販売が開始された。ベースのキャシュカイに比べ、ホイールベースが135mm、全長が211mm延長され、全高は38mm高められている。また、フロントグリルはキャシュカイとは別意匠のものが採用されている。2010年3月に行われたマイナーチェンジではエクステリアデザインが大幅に変更されるが、それによりフロントデザインはキャシュカイと共通となる。2014年2月に英国市場での販売を開始後、欧州各国に導入。+2はT32型エクストレイルを後継車種としたため、ボディは1種類のみとなった。つまり、T32型エクストレイルのショートホイールベース版が2代目のキャシュカイとなる。プラットフォームは先代のCプラットフォームに代え、新開発のCMFを採用。エクステリア/インテリアとも兄弟車種であるエクストレイル/ローグのデザインテイストを色濃く踏襲するが、リヤコンビネーションレンズやバンパーなど細部のデザインは異なる。エンジンについては1.2L直噴ターボガソリンエンジンとディーゼルエンジン2種がルノー製、1.6L直噴ガソリンと2.0L直噴ガソリンエンジンが日産主導開発のものとなり、欧州市場ではエクストレイルとの棲み分けを明確にするためにガソリン、ディーゼルとも先代よりも若干のダウンサイジングが図られ、すべてのエンジンの排気量が2.0L未満となっているが、後に登場したアジア・オセアニア仕様では2.0L直噴ガソリンエンジンも組み合わされている。尚、日本市場においてはエクストレイルに吸収統合されたため、同市場での販売は行われない。その他、ロシア、シンガポール、コスタリカなどでも販売されている。英国をはじめとした主要各国におけるグレード一覧を紹介する(2016年1月現在)。

出典:wikipedia

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