アラン・ビト・フローレス・カイディック（Allan Vito Flores Caidic、1963年6月15日 - ）は、フィリピン・パシッグ出身の元プロバスケットボール選手である。ポジションはシューティングガード・スモールフォワード。現在はフィリピンプロバスケットボールリーグ（PBA）、バランガイ・ヒネブラキングスのアシスタントコーチ。マニラ東大学からNCCを経て、1985年にグレートテースト・コーヒーメーカーズにドラフト全体1位指名を受け、1987年よりプレー。同年の新人王を獲得。1990年にはMVPを獲得。1992年のチーム消滅後は、サンミゲル・ビアマン（現・マグノリア・ビバレッジマスターズ）に移籍。1993年にはオールスターゲームMVPを獲得。1999年、バランガイ・ヒネブラキングスに移籍。同年引退。背番号8はマグノリアとバランガイ両球団の永久欠番となった。PBAで唯一2球団の永久欠番となっている選手である。フィリピン代表にはNCC時代の1985年より選ばれ、同年の東南アジア競技大会金メダルを獲得。1986年にはアジア選手権で優勝に輝くが、世界選手権はエドゥサ革命のため出場辞退。アジア大会には1986年より4大会連続出場で銀メダル1個銅メダル2個を獲得した。

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