ホリー・ホルム(Holly Holm、1981年10月17日 - )は、アメリカ合衆国の女性総合格闘家、元プロボクサー、元キックボクサー。ニューメキシコ州アルバカーキ出身。ジャクソンズMMA所属。元UFC世界女子バンタム級王者。ボクシング時代は18度世界王者に輝いた世界3階級制覇王者で、長年パウンド・フォー・パウンドのトップに君臨した。格闘技を始める前は、サッカー、水泳、体操などをやっていた。ダイエット目的でエアロビクスダンスを行うために通っていたジムで、キックボクシングのクラスを見かけ”凄くイケてる”やってみたいと一目惚れ、エアロビクスダンスを習っていたインストラクターがキックボクシングも教えていたこともあり、キックボクシングをすぐに始めた。キックボクシングは、アマチュア戦績6勝0敗2分、プロ戦績2勝1敗で、ボクシングへ転向した。2002年1月25日、地元アルバカーキでプロボクシングデビューをTKOで飾った。2004年6月27日、リタ・トゥリーシにTKO負け。2004年12月10日、テリー・ブレアーとIBA女子世界ライトウェルター級初代王座決定戦を行い、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。2006年6月10日、アンジェリカ・マルティネスとWBA女子世界ウェルター級初代王座決定戦を行い、判定で王座獲得。2階級制覇達成。2006年12月1日、トリーシャ・タートンとIFBA世界スーパーウェルター級王座決定戦に挑み、判定で王座獲得。3階級制覇達成。2007年3月22日、ライト級との2階級制覇を狙うアン・サクラートを判定で退け、WBA女子世界ウェルター級王座の初防衛に成功、WBC女子世界ウェルター級王座の獲得にも成功、WIBA世界ウェルター級王座の獲得にも成功し、IFBA世界ウェルター級王座の獲得にも成功した。IFBA世界ウェルター級王座はミリアム・ブラカチェ、ベリンダ・ララキュエントの挑戦を退け2度防衛。2008年6月13日、メアリー・ジョー・サンダースと対戦し、3-0の判定勝ちを収めIFBA世界スーパーウェルター級王座の初防衛に成功した。2008年10月17日、メアリー・ジョー・サンダースとIBA女子世界スーパーウェルター級王座決定戦を行い、1-0の判定で引き分けた為、王座獲得に失敗した。2009年1月23日、ミリアム・ラマールを3-0判定で退け、WIBA世界ウェルター級王座の初防衛に成功。2009年6月5日、地元アルバカーキで無敗のWIBA世界ライトウェルター級王者ドゥダ・ヤンコビッチをTKOで倒し、WIBA世界ウェルター級王座の2度目の防衛に成功。2009年8月28日、テリー・ブレアーを3-0判定で退け、WIBA世界ウェルター級王座の3度目の防衛に成功。2009年12月4日、アルバカーキでビクトリア・シスネロスに判定で圧勝。当初、この試合は女子パウンド・フォー・パウンド最強とも言われるメリッサ・ヘルナンデスとの4度目の防衛戦となる予定であったが、ヘルナンデスが試合直前で出場を拒否。そのためたまたま観客として来場していたシスネロスを急遽代役を立てることになった。2010年、WIBA世界ウェルター級王座に加え、ヤンコヴィッチの王座剥奪に伴いWIBA世界ライトウェルター級でもスーパー王座に認定。3月26日、ボクシングに復帰したチーベル・ホールバックを判定で退け王座防衛。しかし、その後休養扱いとなり、最終的には返上。2010年8月6日、ジェイミー・クランピットとIBA女子世界ライトウェルター級王座決定戦を行い、1回TKO勝利を収め王座に返り咲いた。2011年6月10日 ビクトリア・シスネロスを3-0の判定で破り、プロ通算30勝を達成した。2011年12月2日、アン=ソフィー・マシスに番狂わせで7回KO負けを喫した。2012年6月15日、ダイレクトリマッチにてアン=ソフィー・マシスに10回判定勝ちで雪辱を果たし、IBA女子世界ウェルター級王座とWBF女子世界ウェルター級王座を獲得した。2013年1月22日、WBCは女子世界3階級制覇王者ホリー・ホルムとWBA・WBC・WBO女子世界ウェルター級王者セシリア・ブレークフスの間で対戦するよう通達を出した。WBCダイヤモンド王座が懸けられるとのこと。2013年4月16日、同年5月11日に行われるメアリー・マギー戦を最後にボクシングを引退して総合格闘技に転向することを発表した。2013年5月11日、メアリー・マギーに10回判定勝ちで、IBA女子世界ライトウェルター級王座とWBF女子世界ライトウェルター級王座の防衛に成功。2011年3月4日、総合格闘技デビュー戦、クリスティーナ・ドンケをローキックで倒し、2回TKO勝利を収めた。2011年9月9日、ジャン・フィニーを左ミドルキック一撃で倒し3回KO勝利を収めた。2013年2月28日、ケイティ・メリルを右パンチのボディショットで沈め2回TKO勝利を収めた。2013年7月19日、アラナ・ジョーンズを左ハイキック一撃で倒し2回KO勝利を収めた。2013年10月11日、ニッキ・クヌーセンを右ミドルキックからの膝蹴り連打で2回TKO勝利を収めた。2013年12月06日、アンジー・ヘイズから3回判定勝利を収めた。2014年4月4日、初代Legacy FC女子バンタム級王座決定戦でジュリアナ・ヴェルネルと対戦し、左ハイキックで倒したところにさらにパンチを打ち込みレフェリーが試合を止め、5回TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。2015年2月28日、UFC初参戦となったUFC 184で女子バンタム級14位のラケル・ペニントンと対戦し、2-1の判定勝ちを収めた。2015年7月15日、で女子バンタム級11位のマリオン・レノーと対戦し、判定勝ち。2015年11月14日、UFC 193のUFC世界女子バンタム級タイトルマッチで王者ロンダ・ラウジーと対戦。2Rに左ハイキックからパウンドを浴びせ、KO勝ちを収め王座獲得に成功。ファイト・オブ・ザ・ナイトとパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。このニュースは地元でも大きく扱われ、ホルムの地元アルバカーキは11月を「ホーリー・ホルムの月」に、ニューメキシコ州は11月14日を「ホーリー・ホルムの日」に制定した。2015年12月7日、ホルムがUFC王者になったのを記念して地元アルバカーキで祝賀パレードが開催され、祝勝会には2万人以上が詰め掛け、その模様は地元テレビ局で生中継された。2016年3月5日、UFC 196のUFC世界女子バンタム級タイトルマッチで女子バンタム級2位のミーシャ・テイトと対戦。終盤まで手数で上回るものの5Rにリアネイキッドチョークで一本負け。総合格闘技初の敗北を喫するとともに初防衛に失敗し王座陥落した。2016年5月26日、ロンダ・ラウジー戦が「ジェームス・ダグラス対マイク・タイソン」「ルーロン・ガードナー対アレクサンドル・カレリン」と並び、スポーツ史に残るアップセットのひとつとしてニューヨーク・タイムズで特集された。2016年7月14日、ロンダ・ラウジー戦がESPY賞の年間最優秀アップセットを受賞した。2016年7月23日、UFC on FOX 20で女子バンタム級ランキング7位のヴァレンティーナ・シェフチェンコと対戦し、5ラウンド判定負け。試合は大会のメインイベントとして地上波FOXで全米に生中継され、平均視聴者数468万人を記録した。
出典:wikipedia
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