「渡良瀬橋/ライター志望」(わたらせばし/ライターしぼう)は、森高千里が発表した17枚目のシングル。1993年1月25日に発売された。「渡良瀬橋」は、森高が発表したシングルで初めて自ら楽器演奏(ドラムス等)を行ったものである(ベスト・アルバム『DO THE BEST』の歌詞カードで説明されている)。渡良瀬橋で夕日を見ながら別れた人を思い出す、という内容である。この曲はテレビ番組『いい旅・夢気分』のテーマ曲として使用された。なお、同曲のプロモーションビデオは、ビートルズの「レット・イット・ビー」へのオマージュとなっている。2012年にYoutubeの森高千里公式チャンネルにおいて製作時・製作後の反応を語った動画がアップされた。カップリングの「ライター志望」は長らくアルバム未収録だったが、2012年に発売されたベストアルバム『ザ・シングルス』に収録された。森高が1993年に新曲をリリースする際、特にイメージが沸かず困っていた頃、橋の詞を作ることにし地図を広げ「言葉の響きの美しい川や橋」を探し、「渡良瀬川」という文字が気に入った。森高は1989年に足利工業大学でライブを行っており、大学のある足利市内に渡良瀬橋という橋があることが分かった。その後、現地に再訪して橋の周辺を散策、そのイメージを使って詞を書いた。1993年に足利市民会館でライブを行った際、アンコールでこの曲を歌ったところ、場内から自然と大合唱が起こり、森高が感極まって涙する場面もあったという。この曲のヒットを受けて森高は足利市から「足利のイメージアップに寄与した」ことを理由に感謝状を贈られた。また2007年には、足利市の出資で歌碑が完成した。歌詞には実在の場所が登場する。「八雲神社」は、市内に同名の神社が複数あり、そのいずれであるかは明示されていない。渡良瀬橋に最も近いのは北詰より徒歩約5分に位置する通5丁目の神社であるが、プロモーションCDでは西へ1km程離れた緑町1丁目の神社(足利公園に隣接する)が示されており、この緑町1丁目の神社の火災と再建を巡る報道の中では歌に登場する神社とされている。「床屋の角にぽつんとある公衆電話」も足利公園近くにある。この公衆電話は、利用者の減少によりNTT東日本が撤去対象としていたが、市側の要望で撤去が回避された。2015年7月24日には、この橋の最寄り駅である東武伊勢崎線足利市駅に列車到着メロディーとして、また両毛線足利駅に発車メロディとして採用された。全曲 作詞:森高千里、作曲・編曲:斉藤英夫「渡良瀬橋」(わたらせばし)は松浦亜弥の15枚目のシングル。森高千里による同曲のカバーである。後に後藤真希も、つんく♂への依頼で、アルバム『3rdステーション』でカバーした。
出典:wikipedia
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