Be 4/4 Karpfen はスイスのVBZ(チューリッヒ市交通局)が1959年から導入した路面電車である。1959年から1960年にスイス標準トラムの Be 4/4 の後継として導入された。この形式から VBZ 独自設計の車両になっている。愛称は Karpfenで、前頭部の独特の形状から由来する。当初よりトレーラとの2両編成で使用することを想定し、カルダン駆動で63kWの電動機を4個装備、トレーラは同一寸法、同一デザインのものが同時に製造された。VBZの路線も終端部がループ線となっているため、運転台は片方の側のみである。また、乗降扉も進行方向右側にしかない。Be 4/4 + B4 の編成で各系統で運用されたが、Be 5/6 Cobraの投入により2006年12月で全車が運用を離脱し廃車となった。これにより、ボギー車がトレーラを牽引する伝統的なトラムの運行形態は、チューリヒでは全廃となった。廃車後は、チューリヒトラム博物館(Tram Museum Zürich)に動態保存された1編成を除き、2007年にウクライナのヴィーンヌィツャ市に売却された。
出典:wikipedia
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