アヤパンとは日本の競走馬である。馬名は元フジテレビアナウンサーの高島彩の愛称と同じだが、馬名の由来は馬主の知人の呼称であり、関連はない。小柄な牝馬ながら、その名前と、快速ぶり、そして頭を上下に振るパドックの独特の仕草などで大きな印象を与えた。角川秀樹厩舎に所属し、2005年4月19日の門別競馬場の能検で800メートル49秒9とこの日の一番時計を出して注目される。6月、ホッカイドウ競馬の札幌競馬場で行われたフレッシュチャレンジでデビュー。390キロと小柄な馬体重での出走だったが見事に優勝。続くオープン、ムーンバラッド賞と2着。リリーカップは4着、札幌競馬の2歳500万下は6着となるが、タニノギムレット賞では1000メートル戦で持ったままで後続に1.1秒差をつけるという競馬で快勝した。交流重賞のエーデルワイス賞は5着に終わるも、バブルガムフェロー賞は辛くも勝利。ホッカイドウ競馬の開催終了後に大井の月岡健二厩舎に移籍、初戦のシーサイドホープ特別はこれまでのレース振りから距離延長が不安視され、3番人気に止まったが、これを克服して見事に勝利。中央競馬に照準を合わせる。初戦は中山競馬の呉竹賞。ここで素晴らしいロケットスタートを決めて楽々2番手を追走、直線鮮やかに抜け出してアルジェナー以下を押さえ、中央初勝利を挙げる。一息入れて南関東の牝馬クラシックを目指すが桜花賞はマイナス15キロの大幅馬体減もあって10着。東京プリンセス賞は距離不安が囁かれる中で、馬体がプラス22キロと回復し、上手く逃げたこともあって5着と踏ん張る。ここで、再度ホッカイドウ競馬の角川秀樹厩舎に移籍。移籍初戦のフロイラインカップは逃げようとするもエイコウタイムに競りかけられ厳しい展開に。更にモエレメジャールやオーバーローンにも捲くられ4コーナーで3番手に後退するが、ここから外に出すと再度伸び差し返しモエレメジャールに2馬身差をつけて勝って重賞初勝利を挙げると、古馬との混合戦2着を挟んで挑んだ三冠競走の王冠賞。カネマサパッションの2番手から抜けだしてコンテやフジノダイヒットに2馬身半の差をつけ、重賞2勝目を挙げた。その後、再び南関東に戻り、大井の月岡健二厩舎に所属。南関東復帰戦のトゥインクルレディー賞は中途半端な競馬となりアウスレーゼの6着に敗れる。続く条件戦のペルセウス賞は逃げ切り勝ち。後続に4馬身差をつける圧勝だった。TCKディスタフは逃げ切れずアウスレーゼの6着。ここで、陣営は再び中央挑戦を決断。ターコイズステークスに挑戦する。うまくスローペースで逃げたものの、直線伸びずにシンガリ負け。船橋記念から始動。G1馬のプライドキムが格の違いを見せつけてレコード勝ちしたレースで1.0秒差の3着に踏ん張るが、ここで3ヶ月の休養。復帰戦はしらさぎ賞。逃げられずに5着に終わる。ここで、船橋の佐藤賢二厩舎に移籍。初めての川崎競馬場となったスパーキングナイトチャレンジは惨敗したが、その後4着、2着と調子を上げていった。しかし、2007年8月16日のクリスタルナイトカップで左前第一指骨骨折を発症。競走中止し、予後不良となり安楽死の措置が取られた。
出典:wikipedia
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