第14回国会(だい14かいこっかい)は、1952年(昭和27年)の8月26日から8月28日まで開かれた国会である。昭和28年度予算の審議をするために召集された通常国会である。8月から通常国会が開かれたのは、この第14回国会が唯一の例である。今日の国会法では、通常国会は毎年1月中に召集することを原則とし、その会期は150日間だが、会期中に議員の任期が満了する場合には、その満了日をもって会期は終了するものとしている。ところが1952年当時の国会法はその条文の内容が若干異なっており、通常国会は毎年12月上旬に召集することを原則とし、その会期は150日間だが、会期中に議員の任期が満了する場合には、それを避けるために召集を12月上旬よりも早い時期に前倒しで行うことができるとしていた。そこで前回の第24回総選挙で当選した衆議院議員の任期が1953年(昭和28年)1月22日に満了となることから、同日を会期終了日として前倒し規定を適用し、1952年(昭和27年)8月26日に会期日数を150日間とする通常国会を召集したのである。ところが開会日から2日後の8月28日に吉田茂総理は突如衆議院を解散した(抜き打ち解散)。そのためこの通常国会の会期日数は3日間となった。
出典:wikipedia
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