スイス国鉄Re440形電気機関車(スイスこくてつRe440がたでんきかんしゃ)は、スイスのスイス連邦鉄道(SBB: Schweizerische Bundesbahnen、スイス国鉄)の本線用に製造され、現在ではスイス南東鉄道(Schweizerische Südostbahn AG(SOB))のRe446形として使用されている電気機関車である。1970-80年代のスイス国鉄では1964年以降約20年にわたり約400両が製造されたRe4/4形、Re4/4形が主力として使用されていたが、スピードアップと牽引力の増強を図って客貨両用、勾配・平坦区間両用機として開発され、1982年に4両がRe4/4形10101-10104号機として試作されたのが本機である。サイリスタ位相制御と新型の台車により1時間定格214kN、最大324kNの牽引力と160km/hの最高速度を特徴とする万能機であり、製造は車体、機械部分、台車をSLM、電機部分、主電動機をBBCが担当している。しかし、本機の性能は1964年製のベルン-レッチュベルク-シンプロン鉄道のRe4/4形と大差ない程度のものであったことや、その後スイス国鉄では1987年に「バーン2000計画」の推進が決定され、次世代の電気機関車は200km/h走行が可能な高出力機することとなったことから、本機の量産は見送られることとなり、つなぎとしてRe4/4形が1985年まで製造されたり、1927-34年製のAe4/7形が1990年代までほぼ全機使用されたりすることとなった。その後4両体制のままスイス国鉄で使用され、UIC方式のRe440形となったが、1995、96年にはスイス南東鉄道へ同鉄道手持ちのRe4/4形と交換する形で譲渡されている。また、本機を使用して高速運転試験も実施され、1987年には188km/hを記録しており、バーン2000計画によるRe460形の開発に際しては各種試験に使用され、集電装置の現車試験も実施されている。なお、本機の開発要件、性能要件は以下の通り各機体の機番とSLM機番、製造年月日は以下の通り
出典:wikipedia
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