宝塚歌劇団81期生（たからづかかげきだん ― きせい）は、1993年に宝塚音楽学校に入学、1995年3月宝塚歌劇団に入団し、同年星組公演『国境のない地図』で初舞台を踏んだ41名を指す。この期の宝塚音楽学校の入試倍率は46倍で、82期に次ぐ歴代2位の高倍率だった。音楽学校卒業試験当日に阪神・淡路大震災に見舞われ、初舞台を踏めるかどうかも心配されたが、初舞台公演が復興第1作として無事に公演し、震災に打ちひしがれた阪神間にいち早く夢と勇気を与えた。そのせいか、同期の結束は固い。初舞台では舞風りら・花純風香・蘭香レアが菩提樹の精のバレエを踊る場面が与えられた。なお、ラインダンスには復興の喜びを表す「第九」が使われた。

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