阿南氏(あなみし、あなんし)は、豊後国の氏族。出雲族の大三輪氏から起こるとされる大神氏の流れを汲む大神惟基の次男惟季が豊後国大分郡阿南郷に住して、阿南氏を名乗ったことに始まる。大神惟基を始まりとする大神姓37氏のうち阿南氏、大野氏、三田井氏の3氏は誕生して900年以上の歴史をもつと見られ、豊後国でも最も由緒のある姓氏の1つである。阿南一族は代々武門の誉れが高い豊後の名家として続き、現代に至っても陸軍大臣や中国大使などを輩出し政財界で活躍している。豊後の歴史を調べる時に困惑するのは、大神氏がいくつも存在し且つそこから派生した同族から違った姓で分家している事である。大神氏から最終的には37氏に分かれたと言われているが、例えば豊後大神氏からは高知尾四郎・阿南氏・臼杵氏・大野氏・稙田氏に分かれ、その中の臼杵氏からは緒方氏・佐賀氏・戸次氏・佐伯氏、稙田氏からは幸弘氏・光吉氏・吉籐氏などが分かれている。
出典:wikipedia
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