沖永良部台風(おきのえらぶたいふう、昭和52年台風第9号、国際名:ベイブ〔Babe〕)は、1977年9月9日に沖永良部島で日本の陸上における最低気圧を記録した台風である。ちなみに、大西洋北部には、沖永良部台風と同じ国際名を持つが同時に存在していた。気象庁は、台風第9号が沖永良部島を直撃した4日後の13日に「沖永良部台風」と命名した。なお、沖永良部台風以降は気象庁によって命名された台風はない。静止気象衛星「ひまわり」が9月8日に最初に撮影したのが、沖永良部台風であった。沖永良部台風をきっかけに、9月17日から「ひまわり」による1日2回観測が始まった。離島のため、あらゆる物資が不足。特に医薬品、飲料水、食糧が不足し定期船も大しけのため接岸できず、物資不足に陥った。そのため現地より緊急空輸要請があり、それに応えてTDA東亜国内航空はYS-11を2機手配。客室内にまで必要物資を搭載して大荒れの中、現地へ向かった。飛行条件の悪い中、必死の操縦で沖永良部空港に着陸。物資を引き渡し住民の生活再建の橋渡しをした。その他にも電力工事再建のためC-1輸送機により電気工事車両の空輸が実施された。現在は台風直撃が予想される場合、九州電力は事前に上陸予想地に災害復旧隊を先発させる対応を行っている。
出典:wikipedia
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