八戸前沖鯖(はちのへまえおきさば)は、鯖の地域ブランドの一つ。青森県八戸近海で漁獲される。流通量が少なく市場で目にすることは珍しい。八戸前沖(八戸市東方約50km沖)は水温16-18℃で、鯖の脂分が乗るとされる。脂分が21%以上あり、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)などの成分も多いとされる。また、漁場と水揚げ港が近いことも好条件とされている。ノルウェー産と比較しても後味が良いと言われ、銚子沖の鯖などに対してブランド力を付けようという取り組みも行われている。八戸前沖さばの中でも特に大型のさばのことを「銀鯖」と定義づけている。「銀鯖」は重量(550g以上)を目安に判断される。マサバとゴマサバの2種類に分けられる。2010年に実施された東京など大都市圏での消費者600人を対象としたアンケート調査では、60.7%が八戸前沖鯖を「知らない」と回答、29.2%が「名を知っているが、食べたことがない」と回答しており、他の鯖のブランドと比較して知名度が低く、今後の知名度向上が課題となっている。また、八戸前沖鯖のPRのために「八戸前沖さばサンバ」(作詞:永田雅現 作曲:宮下浩司 歌:さば田さば男とハートビレッジ)が制作されている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。