技あり(わざあり)は、武道(特に柔道や空手道など素手の武道)で、一本には満たないが相当の投げ技・固め技・突き技・蹴り技などを決めたときの呼称。寝技では、一本には満たないが規定時間以上押さえ込んだとき「技あり」となる。柔道における技ありは、講道館柔道試合審判規定(国内ルール)と国際柔道連盟試合審判規定(国際ルール)の両方に含まれるが、両規定による判定基準は少し異なる。また、柔道では、試合の残り時間にかかわらず「一本」が出た時点で勝敗が決まるが、技ありが2本で「総合勝ち」となり、一本と同等のポイントが与えられる。通常は「合わせ一本」、又は、「合わせて一本」と言う。なお、有効は何回出ても技ありにはならないが、反則による注意(有効扱い)の場合、注意2回で警告(技あり扱い)になる。投げ技で技ありを取り、抑え込みで国内ルールでは25秒、国際ルールでは20秒カウントされた場合でも合わせ一本になる。柔道の国際試合においてもこの日本語の単語は、「イッポン」などと同様に、そのまま「ワザアリ」として使われている。フルコンタクト空手では技が決まり、その選手が3~5秒間(大会主催流派により違う)動けなかった時、主審1名副審4名のうち、3名以上が認めた場合、技ありとなる。空道においては「打撃による攻防で2秒間以上のダウンがあった場合」技ありとなる。また、武道を離れて「技あり」の語は日常生活の中でも使われることはある。
出典:wikipedia
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