順義区（じゅんぎく）は中華人民共和国北京市に位置する市轄区。順義区は北京市東北部に位置し東は平谷区、北は懐柔区及び密雲区、西は昌平区及び朝陽区、南は通州区及び河北省三河市と接している。漢の高祖の時代、順義地区には狐奴、安楽両県が置かれた。唐代の742年（天宝元年）に順義郡に、更に758年（乾元元年）には順州に改称された。明朝が成立すると1368年（洪武元年）に順州は順義県に改編され北平府（後に順天府と改称）の管轄となった。中華民国が成立すると1914年に順天府は京兆特别区と改称され、更に1928年に北京が北平と改称された際に順義県は河北省の管轄となった。中華人民共和国成立後の1958年4月、北京市に移管され順義区となり、1960年に再び順義県に改称するも、1988年3月3日に再度改編し順義区として現在に至る。

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