延慶区(えんけいく)は中華人民共和国北京市に位置する市轄区。北京市の北西部に位置し、西北は河北省張家口市、南は昌平区、東は懐柔区と接する。春秋時代、延慶県は山戎の居住地であった。春秋末かた戦国初期にかけては燕の版図とされ、秦朝による中国統一後は上谷郡の管轄とされ、その後居庸県、夷輿県、媯川県、縉山県、永寧県、四海県、延慶県、儒州、鎮州、竜慶州、隆慶州、延慶州と改編された。1912年の州制廃止にともない延慶県と改編され、1928年に察哈爾省が成立するとその管轄に置かれた。1937年8月25日、蒙疆自治政府が成立すると西部は察南政庁(後に宣化省と改称)下の延慶県が設置され、東部は華北自治政府により昌平県が設置された。1941年以降は八路軍の抗日活動の拠点とされ、昌延聯合県及び和竜延懐聯県が設置され、1944年に昌延聯合県が延慶県に改称され、華北自治政府下の延慶県と二つの延慶県が存在していた。1945年9月20日、中国共産党軍が延慶県に進駐すると青竜橋を境界に以北を中国共産党、以南を国民党の支配とされたが、1948年5月19日に共産党が国民党勢力を駆逐すると察哈爾省の管轄下に置かれ、更に1952年に河北省に、1958年10月に北京市移管され、2015年に市轄区に昇格され現在に至る。2022年冬季オリンピックでは、アルペンスキー、ボブスレー、リュージュ、スケルトンの開催が予定されている。延慶区人民政府
出典:wikipedia
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