NAONのYAON(ナオンのヤオン)は女性ミュージシャンのみによる日本のロック・フェスティバル。SHOW-YAの提唱により企画・実現され、日比谷野外音楽堂で開催されている。タイトルは“女”の“野音”(野外音楽堂)に由来する。SHOW-YAのボーカリスト、寺田恵子のラジオ番組『オールナイトニッポン』での発言がきっかけとなって企画され、1987年9月20日に第1回が日比谷野外音楽堂で開催された。出演者のみならず制作スタッフまで女性限定で揃えるこだわりようだった。以後1991年まで毎年秋に行われるのが通例となった。この時期の出演者には寺田が深く敬愛したカルメン・マキや同じ女性メンバーのみによるロックバンドとして親交のあったプリンセス プリンセスなどの著名な女性ミュージシャンがいる。特にプリンセス プリンセスは毎回オープニング・アクトを務めるなどこのフェスティバルの中心的な存在だった。1991年の第5回を最後に一度終止符を打たれた「NAONのYAON」だが、1999年に番外編として一度だけのイベントが開催されている。この時は会場が日比谷野外音楽堂ではなく川崎市のCLUB CITTA'だったため「NAON NO NAON」と題して行われた。出演者はこの時すでにともに解散していたSHOW-YAとプリンセス プリンセスの元メンバーなど、以前のフェスティバルの出演者が中心だった。そして2008年4月29日に6回目のNAONのYAONが開催された。17年ぶりとなったこのフェスティバルにはSHOW-YAや杏子など以前の出演経験者に加えて相川七瀬、長澤奈央など新たな世代のミュージシャンが参加した。特にプリンセス プリンセスの元メンバー、富田京子、渡辺敦子とZONEの元メンバー、長瀬実夕、舞衣子の4人によるスペシャル・ユニット「ゾンプリ」が結成されたことは大きく報道され注目を集めた。また1988年の第2回に「MINAKO with WILD CATS」として出演した本田美奈子.の遺志を継ぐNPO「LIVE FOR LIFE」もこれに参加して募金活動を行った。寺田は翌年以降の開催にも含みを残している。日比谷野外大音楽堂の90周年事業と連動し5年ぶりに復活。4月29日に開催された。2013年と同じ4月29日に日比谷野外大音楽堂で開催されてた。またこのライブ模様は5月18日にNHK・BSプレミアムで午後11時から放送される。初の年2回開催となる。1回目は前年と同じく4月29日開催。8月23日開催の2回目は『NAONのYAON 2015~SUMMER~』というタイトルで行われ、この日はNAONのYAON10回目を記念した曲『Rock Love』(作詞:秋元康)が発表された。
出典:wikipedia
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