第109師団(だいひゃくきゅうしだん、"第百九師団")は、大日本帝国陸軍の師団の一つ。1937年(昭和12年)、日中戦争(支那事変)が勃発すると、日本本土から次々と師団が中国大陸に派遣され、同時に従来の常設師団から新たに特設師団が編成された。第109師団は、1937年8月24日、石川県金沢の留守第9師団の担当で新設された。北支那方面軍隷下となり、同年10月、華北における作戦に動員。太原作戦及び臨汾攻略戦に参加。その後、山西省での治安作戦を担当し、1939年(昭和14年)末に日本に復員。同年12月に廃止された。1944年(昭和19年)年5月、父島要塞守備隊を基幹に再編成され、大本営直属の小笠原兵団(兵団長:栗林忠道・第109師団長兼務)の隷下に入った。混成第1旅団を父島に、独立第2旅団を硫黄島に、混成第1連隊を母島に配備しアメリカ軍からの侵攻に備えた。1945年(昭和20年)年2月16日からの硫黄島の戦いにおいて、栗林師団長のもと激戦を続けたが、同年3月26日に硫黄島守備隊は全滅(玉砕)した。その後、父島の混成第1旅団をもって第109師団を再編し、アメリカ軍の空襲を受けながら終戦まで守備を行った。
出典:wikipedia
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