医療法人全心会 伊勢慶友病院(いりょうほうじんぜんしんかい いせけいゆうびょういん)は、三重県伊勢市にある民間の病院である。2003年3月に慶應義塾大学伊勢慶應病院の閉院が発表されたが、周辺住民約21万人の病院存続署名もあり、同年10月に新たに「医療法人全心会伊勢慶友病院」として発足した。2012年12月に旧・山田赤十字病院(現伊勢赤十字病院、伊勢市御薗町高向から伊勢市船江に移転)の跡地を買収、御薗町高向へ移転する予定である。移転時期と現在の病院敷地の利用については決まっていない。亀谷巌の三顧堂亀谷医院を源流とする。亀谷は士族の出であったが、亀谷家は明治維新後商売がうまく行かず、巌は医者になった。総合病院として発展したが、同族経営の問題や労働争議などで経営危機に陥り、慶應義塾に寄付することで存続を図った。また、慶應義塾が首都圏以外に進出した数少ない事例であった。慶應義塾では、もっぱら若手医師の研修に利用されたが、その一方で市立伊勢総合病院、山田赤十字病院(現:伊勢赤十字病院)と共に伊勢市における総合病院として中核を担った。しかし2003年に慶應義塾が手を引き、伊勢慶友病院となると、閉院を見越して転院した患者も少なくなかったので(全心会への譲渡が決まったのは、閉院直前であった)、高齢者医療中心の病院として再出発した。2003年における伊勢慶應病院閉鎖発表から伊勢慶友病院発足までの流れを以下に示す。(年は全て2003年)
出典:wikipedia
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