リンカーン・LS (LINCOLN LS) は、アメリカ合衆国のフォード・モーター・カンパニーが展開している高級車ブランドリンカーンで、1999年から2006年にかけて販売された、Eセグメントに属するラグジュアリーサルーンである。車名のLSは、Luxury sports Sedanの頭文字LSに由来する。1998年4月に開催されたニューヨーク国際オートショーで発表され、翌年4月から販売が開始された。LSは、当時ユーザー層の高年齢化が懸念されていたリンカーンブランドの若年齢化を図るべく、「アメリカン・ラグジュアリーとヨーロピアン・ドライビングの融合」をコンセプトに開発された同ブランドの新世代モデルで、アメリカ合衆国をはじめとした全世界18ヵ国で販売される世界戦略車として位置づけられていた。プラットフォームは新たに開発されたフォード・DEWプラットフォームを採用している。日本では、1999年10月からフォード・ジャパン・リミテッドによる販売が開始され後に、イギリスのジャガーのSタイプとのプラットホームの共有化や、戦後のリンカーンブランドとしては初となる右ハンドルの採用などで一時話題となった。北アメリカ諸国では、2000年度の北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなどアメリカ合衆国を中心に高い評価と人気を博したものの、日本では、マニュアルモード付5速ATの成熟不足や兄弟車であるSタイプと比較して内装質感の低さが指摘されるなど評価は振るわず、販売面においても苦戦を強いられるなどして、2002年には日本への輸入そのものが打ち切られた。なお、同車の日本への輸入打ち切り後も、アメリカ合衆国では引き続き2006年まで販売が続けられており、7年間に延べ26万2900台が生産されていた。
出典:wikipedia
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