鏡城郡(キョンソンぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国咸鏡北道に属する郡。李氏朝鮮王朝時代の地方行政の中心地であり、咸鏡道の名も鏡城に由来する。また、朱乙温泉をはじめとする温泉が多い。日本海沿岸に位置する。北に清津市、南に漁郎郡、西に延社郡と接する。植民地期までの鏡城郡は、現在の漁郎郡を含む。高句麗・渤海を経て女真族の領域となり、高麗との間の抗争の場となった。一時期元の統治下に置かれたこともある。朝鮮王朝初期にこの地は「鏡城」と呼ばれるようになり、この地を治める鏡城都護府使は北道節度使の兼任とされるなど、東北辺境統治上の重要な土地とされた。近代に入っても引き続き咸鏡北道の道庁所在地であった。郡内の羅南には日本軍第19師団が駐屯し、1920年代には羅南邑に郡庁が移転された。羅南は1940年に清津府に編入される。この節の出典1邑15里5労働者区から構成される。中心部はかつての朱乙邑である。1945年8月15日時点で鏡城郡は以下の2邑4面から構成されていた。現在は1邑・5労働者区・15里を管轄する。温泉や風光明媚な自然で知られ、植民地期には一大観光地であった。良質の陶土を産し、窯業でも知られる。清津から西南方へ35km離れた海辺に位置している。朝鮮の有名な陶磁器生産地、休養観光地である。
出典:wikipedia
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