エイシンテネシー ("Eishin Tennessee") とは日本中央競馬会に登録されていた外国産の競走馬である。引退後は繁殖牝馬として栄進牧場などで繋養されていた。1991年の旧3歳時に競走馬デビューし、新馬戦から3戦連続2着が続いたが4戦目で2着馬に9馬身差をつけて初勝利を挙げた。旧4歳となった1992年は、当時は外国産馬のクラシックへの出走権はなく、条件レースを中心に走った。秋には格上挑戦でエリザベス女王杯に出走したが9番人気で8着だった。その後ウェルカムステークス（旧1500万下）を制してオープン馬となった。古馬となった1993年は、重賞戦線を中心に好走を続けるが勝利はできなかった。そして1994年の初戦となったスポーツニッポン賞金杯では、9番人気ながら1番人気だったマーベラスクラウンや2番人気だったネーハイシーザーといった強豪馬らを相手に勝利し、重賞競走初勝利を挙げた。しかしその後も重賞戦線を中心に走るが勝利することはなく、12月には初の海外遠征を行って香港国際ヴァーズへ出走して4着となったが、1995年の関門橋ステークスで6着となったのを最後に競走馬を引退した。1995年より栄進牧場で繁殖入りし、その後3頭の産駒を出産した。1999年には渡米してウインチェスターファームで繋養され6頭の産駒を出産し、そのうち5頭の産駒は日本に輸入されている。2006年12月に帰国し、再び栄進牧場で繋養されていたが、2008年、ディープインパクトとの産駒を3月12日に出産後の6月5日に放牧中の事故により19歳で死亡した。

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