『新聞聯播』(しんぶんれんは、、)とは、中華人民共和国の国営放送である中国中央電視台(CCTV)が、中国標準時毎日19時00分から19時30分に放送しているニュース番組(テレビ・ラジオ)の名称である。中国共産党監督の元で制作され、中国共産党中央宣伝部の広報テレビ報道番組である。中国本土内で、最も視聴率・聴取率が高い。 更に世界で最も同時に視聴者が視ているテレビ番組である。「新聞」とは中国語で「ニュース」を意味し、「聯播」とは中国語で「サイマル放送」を意味する。放送主体はCCTV-1とCCTV-新聞チャンネルであるが、中国全土の各都市の主要テレビ・ラジオ局でも同時に放送されている。よって、この場合の意味は「全国ニュース」、あるいは「ネットワークニュース」となる。なお、地方放送局の配信のタイムラグを考慮してか、オープニング・タイトルが流れるのは、19時00分03秒からである。この番組は、中国共産党からの指示に基づいて報道を行なっている。また1982年9月1日より、中国共産党中央機関の明確な規定により、国家に関する重要なニュースは、まず先にこの番組の中で発表されるという、重大な位置付けをしている。国営放送の官製メディアゆえ、中国共産党中央宣伝部が報道内容を事前検閲し、中国共産党が報道内容を指示するため、中国人からさえも、ニュースとしての信頼度は、新華社や人民日報同様、ニュースソースとしても、信頼性はとても低く、報道内容をまともに受け止める人々は皆無である。ニュースは、本当にあったことを嘘に塗り替え、嘘のニュースをあたかも本当に作り替えることは、新聞聯播では日常茶飯事である。まず、番組の大半を占めており、番組の主な主旨となるものとして、中国共産党と中国政府の声を宣伝して、今起きている大きな出来事を伝えるという事である。最初に中国共産党中央委員会総書記(最高指導者)や国務院総理(首相)、中央政治局常任委員達が動いた外交・訪問・外国からの来客との会談、中央政府が開いた会議の様子が次々と放送される。更には、思想教育のショートプログラムやフラッシュニュース(といっても、中華人民共和国国内の各地の発展の状況、市民の大衆精神の姿、全国各地の様子)までで、番組の最初の25分を費やし、最後の5分を超えない範囲で、中国共産党の体制に不利にならない国際ニュースやスポーツニュースが放送される。放送中にCMによる中断は一切無い。キャスター陣のうち、古株は1990年前後から担当し続けた男性キャスター・王寧の1名だけがいる。近年のキャスター陣交代により、李瑞英と張宏民は2014年5月28日に新聞聯播から引退した一方、2007年12月6日から康輝・郭志堅・李梓萌・海霞の4名、2011年9月25日から郎永淳と欧陽夏丹の2名が新たにキャスター陣に加わった。郎永淳はのち、2015年9月に私生活が原因で中国中央テレビを離職した。※1988年3月より、孟衛東が作曲した16秒のオリジナル曲を採用している。省域地方局ではウォーターマークが二重表示される。(中央電視台と各放送局のもの)
出典:wikipedia
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