『正義の味方』(せいぎのみかた)は、『コーラス』(集英社)において連載されていた聖千秋による日本の漫画作品、およびそれを原作としたテレビドラマ。2009年3月現在、単行本は7巻まで発行。女子高生・中田容子の姉・中田槇子は、有名私立大学を首席卒業後、エリート街道まっしぐらの官僚。しかし、その正体は「一日一悪」をモットーとする悪魔の様な存在なのだが、彼女の悪事によって周囲に幸せをもたらしたり事件を解決したりしている事から、世間からは「正義の味方」と呼ばれていた。そんな、天使か悪魔か判断しかねる槇子の生き様を、妹・容子の視点で描く。漫画の第一話。狙っていた同僚男性にフラれたためにオカマ疑惑をなすりつけて左遷に陥れる。その同僚の代わりに配属されたのが、後に槇子の夫となる良川直樹だった。槇子は積極的に迫り、トントン拍子で結婚に漕ぎ着ける。そして、その事を心から喜んだのは日頃から槇子に虐められていた妹・容子なのだった。姉から解放された容子は解放された学校生活を送っていた。未だ姉の醜態は夫にはバレておらず、仲睦まじい夫婦生活を送る良川夫妻。何かと理由をつけて実家に訪れる姉にウンザリしていた容子だったが、そんな中、校内でもカッコいいと評判の岡本と偶然に接点を持つ。姉の恩恵(虐め)を受けながら岡本との距離を縮める容子だったが、岡本の彼女と噂される知佳に目を付けられ・・・。ひょんなこと(貰い物の桜の枝→無農薬野菜→舞台のチケット→超高級ブランドバッグ→沖縄スイート旅行)から新婚旅行が叶った良川夫妻。沖縄を満喫する良川とは裏腹に、槇子は食べ物にしか目がいかない。そんな中、良川はついに妻・槇子の本性を見る。容子の父・五郎が倒れ、あたふたする容子の前に新婚旅行から戻った槇子が現れて救いの手を差し伸べる。当初は父の為に駆けつけたと思われた槇子だったが、実は夫とケンカ真っ最中で実家に帰ってきたことを知られる。妻の本性を垣間見てしまった良川は、人生の伴侶を間違えたのではないかと苦悩するが、悪事と思われていたことが結果その人のためになっていたことを知り、妻の人間の深さを思い知る(槇子に善意は全く無い)。良川が妻を見直し始めているとは露知らず、容子は二人の仲を取り戻す為に必死の努力を行なうのであった。槇子が妊娠していることが発覚。これにより夫婦の仲は元のラブラブに戻り、ついでに容子と岡本の仲も急接近。しかし、それと反比例するように知佳とのバトルは日々激化を辿った。無事、第一子・純を出産した槇子。それと共に容子の受験は真っ只中に。一度は受験から手を引こうかと考えた容子だったが、またもや姉の一括により再び勉強に打ち込み、なんとか1校だけ無事に合格した。大学に入学した容子はコンパなどキャンパスライフを満喫していた。しかし、その一方で姉夫婦との同居、友人の就職内定など人生を悩ませる出来事も続出。そんな中、恋人とも友人とも言えない微妙な関係だった岡本が、幼馴染の知佳と仲良くしている所を見かけて落ち込む。しかし、かつて高校時代の優等生・高梨と再会。いつしか同じ時間を過ごすようになる(かつては犬猿の仲だった)。一方相変わらずの槇子は、純を育てつつ自慢の毒舌で周りの悩める母達を救っていく(当然善意はない)。2008年7月9日から9月10日まで、日本テレビ系列で毎週水曜22:00 - 22:54(JST)に放送。ドラマ化の権利を巡り複数のテレビ局が争奪戦を展開していたが、最終的に日本テレビが原作者側の承諾を得た。同年12月21日にはDVD-BOXが発売された。
出典:wikipedia
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