世界の競馬(せかいのけいば)は、かつてNHK BS1で放送されていた海外競馬を録画中継するテレビ番組。不定期に放送されており放送時間は30分であった。番組はアメリカ・イギリスの3歳クラシック競走(ケンタッキーダービー、イギリスダービーなど)と、古馬による欧米の主要な国際競走(凱旋門賞、ブリーダーズカップなど)を中心に録画実況している。また近年になって発展を遂げているアジア各国の競馬の主要競走であるドバイミーティングや香港国際競走を放映することもある。実況は主にNHKのアナウンサーが担当しているが、フリーアナウンサーの土居壮が担当する場合もある。競走が施行された直後の週に放映されその後も何度か再放送も行なわれるが、放送日や放送時間が不定のため番組表や放送局のホームページ等での確認が必要である。2008年度まではアナログ・デジタル共に画面アスペクト比4:3で放送されていたが、2009年度からはハイビジョン制作に移行し、デジタル放送では16:9のワイド画面での放送となった。ただし、資料映像など一部では16:9に対応していないものがあるため、その場合は両サイドにタイトルをデザインしたアクセントを入れる場合がある。2009年から番組の体裁を大幅に見直し、従来のレース実況・解説とは別に、元日本中央競馬会騎手で、現在同会アドバイザーとして活躍する岡部幸雄がそのレースについて、元騎手の視点で見た分析を加えて話す「岡部幸雄のMaster's Eye(マスターズ・アイ)」のコーナーが放送されている。2011年初回からは新装開店ということで、2010年度までは顔出しがない解説者・アナウンサー(このときの出演は合田直弘と白崎義彦)が登場し、これまで別撮りであった岡部もスタジオに参戦し、その場で「Master's Eye」を行うようになった。2015年12月22日香港国際競走の放送を持って放送終了した。なお、日本馬が海外の競走に出走した際にはそのレースが放送される。1999年10月3日に施行された凱旋門賞には日本調教馬のエルコンドルパサーが出走していたということもあり生中継で放送された。また当日に施行されたアベイ・ド・ロンシャン賞には同じく日本調教馬アグネスワールドが出走していたが、こちらは番組内で録画中継された。また2006年10月1日の凱旋門賞には日本調教馬のディープインパクトが出走することもあり、10月2日0時台(日本時間)にBSと地上波総合テレビでサイマル同時中継が行われた。なお、凱旋門賞の中継権については、2007年には関西テレビに移った模様で、近畿広域圏以外では視聴できなかった地域が多かった(関西テレビの独占中継だったため)。これについては、NHKが中継権を有しながらも放送しなかった年が過去にあったことから評価する声がある一方で、民放に中継権が移ったことで視ることができなくなった地域が発生したことに対する批判の声もある(NHKは全国放送のため)。ただし後日の収録放送は行われている。
出典:wikipedia
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