今給黎 教子（いまきいれ きょうこ、1965年1月21日 - ）は、日本の海洋冒険家。鹿児島県日置郡吹上町生まれ。祖父はカツオ船の船主だった。10歳の時、小学校の教師をしていた父が亡くなり、その父の面影を求めて海に憧れるようになる。鹿児島市立紫原中学校時代に、図書館でのヨット航海記『ダブ号の冒険』を読んで、ヨットに関心を持つ。1980年、錦江湾高校に入学し、ヨット部に所属。1981年から1987年にかけて、国民体育大会のヨット競技に7年連続出場、高校総体では3位に入賞。高校卒業後、鹿児島市役所に就職し、ここでもヨット部に所属。市役所を退職して、1988年、借用艇「海連垂乳根」で日本人女性として初めて太平洋単独往復に成功、1991年にはオーストラリアから日本までの太平洋縦断レースに準優勝。同年後半には愛艇「海連」で、日本人初、東回りでの単独無寄港世界一周航海に成功している。1994年には、環太平洋レースCクラスに、1997年には国際帆船レースに出場。

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