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シスコヒート

『シスコヒート』(cisco heat)は1990年にジャレコより発売された業務用大型筐体ゲーム。本作は坂の都市と呼ばれるサンフランシスコ舞台にしたレースゲームである。プレイヤーは2種類のパトカー(キャデラック・フリートフッド・ブロアムと日産・300ZXがモデル)から選び、サンフランシスコを景観としたコース内を指定された場所(実在の地名を使用)まで制限時間内に好順位で走破するのが目的。全5ステージ。筐体上部には派手なパトランプが設置され通信対戦可能なツインタイプも用意されていた。本作は同社の『ビッグラン』の基板を流用して制作されたコンバージョンタイトルであり、この為クラクションボタンが本作にも継承されている。ゲーム開始前には2種類の車種から1台を選択、小太りの警察署長らしき人物が合図をしてレーススタート。スタート前には緊急指令として行き先が表示されるので、制限時間内に指示された場所まで辿り着ければステージクリアとなり次のステージに進む。操作はクラクション付のハンドルとアクセルとブレーキとギアで行い、クラクション(ミュージックホーン&サイレン)を鳴らすことにより、自分と同車線上にいるアザーカーに対して車線変更を促せる。アザーカーであるパトカーには順位がつけられているパトカーとそうでないものとがあり、これらはパトランプ色で判別が可能。順位がつけられているパトカーは同時出走の全8台。尚、エンディングではアメリカ国歌が使用されており、アメリカ市場を狙った企画のゲームであることがわかる。当時のラスタースクロールによる2D表示での疑似3Dゲームとしては、非常に珍しい直角カーブや、ほぼ垂直(のように見える)な急勾配の坂がある等、当時同時期にリリースされていた他社製のレースゲームと比較してもコースデザインが非常に個性的だったのが特徴。アザーカーであるパトカーの他にも路面電車(ケーブルカー)が走っていたりと、サンフランシスコの街並みのフィールをかなり汲み取った作りであり、特にオークランドベイブリッジの対向車線や橋の中を抜ける辺りは作り込みが高かった。画面上部の順位表示の下には現在通っている場所の地名が表示されるが、これらは当時のサンフランシスコのストリートの実在の名称が表示される。コースは坂の都市らしくアップダウンの激しい展開が中心となっており、信号無視や反対車線の走行等お構い無しで高速コーナーをアクセル全開で突き抜けたりと、ダイナミックな演出が取り入れられている。一方で、現実の都市を舞台にしているわりには下記のようなおかしな所も多々見受けられるが、本作はそういった現実との細かい辻褄合わせよりもゲームならではのダイナミックさで押し切るような作風で仕上げられていた。コースはサンフランシスコの観光スポットを基点としており、ゴールデンゲートブリッジのたもとから海岸線を伝い、中腹のダウンタウンからツインピークスへ抜け、ヤーバ・ブエナ島内のトレジャーアイランドを目指すI80、オークランド・ベイブリッジを渡るルートとなる。シスコヒートの前作に位置するジャレコよりリリースされた『ビッグラン』は、当時セガ(後のセガ・インタラクティブ)よりドロップアウトしたメンバーにより設立された会社「ビットボックス」へ外注制作として依頼し制作された。その後ビットボックスはジャレコに吸収され、ビットボックスのディレクター、メインプログラマー 、メインデザイナーらは同社の業務用開発部に所属し、ビッグランと同じ基板を用いてジャレコの社内開発でシスコヒートが制作された。日本国内で発売のハードへの移植は無いものの、当時の海外PCには数多く移植されている。制作は全てIMAGE WORKSとICE Softwareによりるもので1991年に発売された。

出典:wikipedia

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