ファンタズミック! ("Fantasmic!") は、世界各地のディズニーパークで公演されているエンターテイメントショーである。1992年にカリフォルニアのディズニーランドで公演が開始され、その後1998年にフロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内のディズニーMGMスタジオ(現ディズニー・ハリウッド・スタジオ)、2011年4月28日から東京ディズニーシーで公演が開始された。ファンタズミック!は、ミッキーマウスを始めとする、たくさんのディズニーキャラクターが出演することで有名である。また、様々なディズニー映画の世界観が再現され、それらは公演されるパークによって大きく異なる。しかし後半ではどのパークのバージョンでも、白雪姫に登場する悪い女王や、眠れる森の美女に登場するマレフィセントなどのヴィランズ(悪役)が登場し、ミッキーマウスに襲いかかる。そしてエンディングでは、お馴染みのディズニーキャラクターが船に乗って総出演する。レーザー光線や花火、パイロテクニクス、ウォータースクリーンに映し出されるアニメーション、巨大なドラゴンのオーディオアニマトロニクスなどの特殊効果を使用する数多くの特殊効果をはじめ、数々のディズニーソングを使用したりするなど、とても幻想的なステージとして人気を博している。ディズニーランド(ディズニーランド・リゾート)内のフロンティアランドのアメリカ河にて公演。非常に人気のあるショーであり、1992年5月13日に始まり、今日まで20年近く公演されている。2009年6月15日に映像・演出技術・セット(メインのドラゴンのオーディオアニマトロニクスを交換。より原作に近い見た目になった)・花火の特殊効果などを全面リニューアルした。(ストーリー自体は変更はない)エンディングのキャラクター総出演で使用される船は、日中アトラクションとしても利用される蒸気船マークトウェイン号。リニューアルされたドラゴンは、ショーに登場するオーディオ・アニマトロニクスとしては最大である。2016年1月11日より映画スター・ウォーズのテーマランド建設の関係により、公演が一時休止されているが、2017年夏より公演を再開する予定である。ディズニー・ハリウッド・スタジオ(ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート)内のサンセット・ブルバードにある「ハリウッドヒルズ・アンフィシアター」という専用のオープンシアターにて公演。1998年10月15日より公演を開始し、現在も続いている。湖に浮かぶ島を舞台にしており、かなりの大きさである。島の頂上に立つミッキーがかなり小さく見え、火薬や水を大量に使用できるのもこの島の大きさによるものである。オープニングとフィナーレ部分はアナハイム版とほぼ一緒だが、場面転換・一場面のシーンが変更されていたり新しく導入された部分がいくつかある。またディズニーヴィランズのシーンではクルエラ、スカー、フロロー、ジャファー、ハデスの登場シーンが追加された。(代わりにアースラの登場時間が短くなっている)2010年9月頃にアナハイム版ほど大きなリニューアルではないが、照明効果・映像効果・花火の特殊効果を一部リニューアルし、フィナーレシーンの終わり方がアナハイム版とほぼ一緒になった。(セットは以前のままである。)エンディングのキャラクター総出演で使用される船は、蒸気船ウィリーのウィリーリバーボート。東京ディズニーシー(東京ディズニーリゾート)内のメディテレーニアンハーバーの海上にて公演。『ファインディング・ニモ』など、他パークのファンタズミックより後に公開された映画を演出に加える等、2つのパークとは演出が異なっており、ウォータースクリーンの他に円筒状や球体状のスクリーンを使う等、シーン・セット・特殊効果・花火・映像技術を大幅に変更した。音楽にも大幅なアレンジが加わっているが、内容はアナハイム版をベースとしている。ディズニーヴィランズのシーンではミッキーが魔法の鏡に閉じ込められるというストーリーが追加され、ミッキーマウス、ウィックド・ウィッチ、アースラの映像が新しく書き起こされた。メインを張るヴィランズはアナハイム版と同じだが、禿山の一夜のシーンでジャファーとハデスが一瞬だけ登場する。また、同シーンには『ノートルダムの鐘』の音楽も使用されている。クライマックスに登場するドラゴンは計4回と、3ヶ所のバージョンの中で最も多く炎を吐く。総工費は約30億円。当初は東京ディズニーシーの開園10周年記念の一環として、2011年4月23日から始まる予定だったが、東日本大震災の影響で東京ディズニーシーが休園となったため、運営を再開した4月28日から公開された。また、このショーの導入に伴い、「ブラヴィッシーモ!」は2010年11月13日に終了した。初演時からオフィシャルスポンサーであるNTTドコモが提供しており、公演終了後のBGMが流れる中、会場周辺の3ヶ所にある昇降式の照明塔に「NTT docomo」のロゴマークが点灯する。東京パークにおいては、過去東京ディズニーランドにおいて実施する計画があったが、広大な水上スペースを確保出来ない為、パレード形式にアレンジし「ディズニー・ファンティリュージョン!」として公演を行った経緯がある。エンディングのキャラクター総出演で使用される船は、球体スクリーンを立ち上げる4隻のバージである。2015年度のみ、通常より1〜2隻減らして開催された。4月28日初日から音声と映像がずれるなどのハプニングが起こる事態となってしまった。また、現在は公演開始時から比べミッキーの出るタイミングなどを変え、一部ショーの演出が変更されている。
出典:wikipedia
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