『俺たちに翼はない〜Prelude〜』(おれたちにつばさはない ぷれりゅうど)は、2008年6月28日にNavelから発売された15禁恋愛アドベンチャーゲームである。当時制作中であった『俺たちに翼はない』の世界観をわかってもらうための前奏という位置付けになっている。通称「プレつば」。『俺たちに翼はない』は当初2008年6月28日に発売が予定されていたが、制作が伸びて延期となったため、その代わりとして本作品が発売された。6月28日にこだわったのは、本作品のメインスタッフである脚本王雀孫、原画西又葵、音楽アッチョリケ、背景斉藤陽子らがかつて関わった『それは舞い散る桜のように』(BasiL)の発売日に合わせたからである。本編の1年前を舞台にしたプレリュードシナリオ3本+1本と、本編のプロローグ2本その他を収録している。プレリュードシナリオは全て同じ一日の出来事であり、本編には収録されていない。Limited Editionの特典として『俺たちに翼はない』の設定資料や今まで発表されたオフィシャルグッズイラスト、販促イラストなどを収録した、オールカラー豪華イラスト集「オリジナルビジュアルコレクション」が付いている。本編である『俺たちに翼はない』は延期を重ね、2009年1月30日に発売された。2011年2月25日、『俺たちに翼はない AfterStory』とセットになった『俺たちに翼はない Prelude&AfterStory』が発売された。内容に変更はない。様々な人が集う大都市「柳木原」(やなぎはら)。この街では、白い空の下、誰かのありふれた物語が生まれている。冬の季節、そんな柳木原で悩める若者たちの恋物語と群像劇。本編「羽田鷹志編」に登場するメインヒロイン渡来明日香の視点で語られる一日。財布を家に忘れた明日香は、昼になってもお金を借りられず、空腹のまま。本編「羽田鷹志編」に登場するサブヒロイン山科京の視点で語られる一日。京はいつも学校へ行くことができず、部屋で寝ているばかりだった。しかし今日は気分が良くなったので、学校へ行くことにした。本編には登場しないサブヒロイン林田美咲の視点で語られる一日。朝、美咲は憧れの先輩である羽田鷹志に電車の中で偶然抱きつくことができ、ハッピーだった。本編「千歳鷲介編」のプロローグ。フリーターである鷲介は、常連であるレストラン「アレキサンダー」のマスターである軽部狩男の頼みにより、壮行会という名の合コンを開くこととなった。出席者は狩男、常連客の鳳翔、「アレキサンダー」のウェイトレスであり主役の望月紀奈子、同じくウェイトレスの日野英里子、そして1年前に「アレキサンダー」で働いていた玉泉日和子だった。本編「成田隼人編」のプロローグ。便利屋として動いている隼人に、移動式クレープ屋の店長である春日春恵が紹介したのは、鳳鳴だった。鳴は愛用の自転車を盗まれたため、探しているという。洋食レストラン「アレキサンダー」のマスターである軽部狩男の視点で語られる一日。メインヒロイン、サブヒロイン、男性サブキャラクターがほぼ総登場する。クリスマスが近づいて忙しいのに、スタッフの一部が休みを取ってしまい、女性は紀奈子と英里子だけ。二人に責められた狩男が呼んだ助っ人は、春日春恵と米田優だった。NavelのブランドキャラクターであるNavel Girls(ネーブルガールズ)のシトラス、ミネオラ・タンジェロ、ポンカンが登場して、本作品の進行をしたり、本編の魅力を語ったりする……はず。合計4本収録されている。※ここで書かれている内容は、羽田小鳩を除き『俺たちに翼はない〜Prelude〜』に出てくる情報のみを記載している。詳細な情報については、本編である『俺たちに翼はない』を参照のこと。またここでは、羽田鷹志、牧師、エージ、真聡を除いて『俺たちに翼はない〜Prelude〜』のキャスト紹介で出てきた順番通りに紹介している。※シトラス、ミネオラ・タンジェロ、ポンカンについては、Navelのブランドキャラクターを参照。「ブルブル劇場」→「ある日の明日香」「ある日の京」「ある日の美咲」→「ブルブル劇場」→「千歳鷲介編 プロローグ」「成田隼人編 プロローグ」」→「ブルブル劇場」→「ある日の狩男」→「ブルブル劇場」→「オープニングアニメーション」→「スタッフ紹介」の流れとなっている。
出典:wikipedia
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