島 保（しま たもつ、1892年-1972年1月10日）は、日本の裁判官、最高裁判所判事。1947年8月4日の最高裁判所発足と同時に最高裁判所判事に就任したうちの1人である。裁判官出身。1916年、東京帝国大学法学部卒。東京刑事裁判所所長や大審院部長を歴任後、1947年8月4日、最高裁判所判事に就任。裁判官としての任期のほとんどを東京で過ごしている。最高裁では第3小法廷を担当すると共に、大法廷においても死刑制度合憲判決事件や三鷹事件・松川事件・八海事件など、戦後司法の根拠となる様々な判決に携わった。1961年8月24日、任期満了に伴い退官。1972年1月10日東京にて死去、享年80歳。

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