おたる潮まつり(おたるうしおまつり)は、毎年7月に小樽市で開催される祭り。1958年の北海道博覧会成功を機に、それまで実施されてきた「港まつり」(1950年から)「競争花火大会」(1953年から)「北海道工業品共進会」(1950年から)「見本市」などを統合して、前身である「みなと小樽商工観光まつり」として1959年より開催され、1967年に第1回「おたる潮まつり」が第3埠頭で開催された。第2回からは小樽公園に移されたが、第15回(1981年)からは第3埠頭に戻り現在に至る。毎年市民及び札幌市など近隣市町村、さらに観光客など100万人前後(過去最多は第4回(1970年)の160万人。最近では40回記念となった2006年の125万人。)の出入を記録しており、小樽の夏を代表するイベントとして定着している。第48回(2014年)は3日目の午後が暴風のため各イベントが異例の中止になった。基本的に、7月最終日曜日の2日前(金曜日)から3日間開催される。初日に祭りの開催を知らせる「潮ふれこみ」、2日目に「潮ねりこみ」、最終日にレガッタ大会の「潮市民レガッタ」、漁船や屋形船による小樽港内パレードの「潮わたり」が行われる。また、最終日には大花火大会が行われる。2009年から(2011年除く)は初日にも行われている。この祭りのメインイベントとも言えるのが「潮ねりこみ」である。小樽市内外の企業や団体などでチームを結成し、市街地を「おたる潮音頭」「潮おどり唄」を踊りながら練り歩く。中には「とびいりDE踊り隊」と呼ばれる申し込みなしでも参加できる企画も存在する。参加者は約6,000人(2011年は77団体6,142人)にも上る。コースは花園グリーンロードからメイン会場の第3埠頭まで。「競争花火大会」より半世紀以上の歴史を持つ。潮まつりとなって以降は最終日に行われているが、第43回(2009年)と第44回(2010年)は初日と最終日の計2回行われた。これにより初日は「山灯(やまび)」、最終日は「海灯(うみび)」と名づけられる。第45回(2011年)は、最終日の1回のみで、名称も「道新納涼花火大会」と改称された。第46回(2012年)は、初日開催が復活。メイン会場となる第三埠頭から1回につき2,000 - 3,000発打ち上げられる。花火大会の模様はFMおたるでも中継されている。
出典:wikipedia
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