ドロシー・オルブライト (Dorothy Albright) は、悠紀エンタープライズ開発の2D対戦型格闘ゲーム『アルカナハート』シリーズに登場する架空の人物。担当声優は、小林ゆう。ラスベガスのステージで幼くして天才魔術師と名を馳せる少女。その裏ではラスベガスを中心として義賊としての活動も行っている。米国聖霊庁から日本への派遣依頼に便乗し、数年前に奪われた家宝「真紅の聖霊石」を取り戻すため来日する。ドロシーがアメリカを飛び出して海外に行ったのは今回が初めてである。彼女自身は、他の国にも行ってみたいと意欲をのぞかせている。ペトラ・ヨハンナ・ラーゲルクヴィストが設立した西欧聖霊庁ローゼンベルク支部の任務に従事するため、日本に引っ越してきた。日本各地のドレクスラー機関を壊滅させる任務とともに、家宝「真紅の聖霊石」の捜索も続けている。ステージ衣装にシルクハットを被り、仮面を付け、ステッキを持ったマジシャンの姿が特徴。一人称は「ボク」で、見た目も男の子に近い。髪型はロングヘアを短く纏め上げているため、ショートヘアのように見えるが、特殊ダウン時には髪がほどけており、かなり長く伸ばしていることがわかる。現役のマジシャンである母と、かつては「怪盗オズ」の名で活躍していた父を持ち、自身もマジシャンとして才能を開花させる。ステージに立てたのは二年ほど前で、「魔術師ドロシー(Dorothy the Wizard)」として有名になる。かつて母親が米国聖霊庁に協力したように、ドロシーも要請があれば協力する。また正義感が強く、父親の跡を勝手に継いで「怪盗オズ」を名乗り義賊として活動することもあり、そのためにインターポールに追われているが、捕まったことは一度も無い。ドロシーにはステージを手伝ってくれる仲間たちがいる。ライオンの姿をした「ライオンさん」、ブリキのロボットの姿をした「ブリキさん」、案山子の姿をした「かかしさん」の3体がそれである。彼らはそれぞれが高い聖霊力を有しているため、自分の意思で行動でき、ドロシーとの意思の疎通も図れる。性格もそれぞれで異なり、ライオンさんはワイルドでダンディだが高所恐怖症で、ブリキさんはやる気に満ち溢れているが他の感情には乏しく、かかしさんは喋れないが心優しい性格をしている。ドロシーの攻撃や勝利シーンなどの演出で登場し、ドロシーを助けてくれる。担当声優は、ライオンさんが杉崎亮、ブリキさんが千葉優輝(かかしさんは喋れないため担当声優は無し)。リィナ・ケージ (Leina Cage) は「怪盗オズ」を追うインターポール所属の捜査官である。わずか16歳で協力要請を受けた天才的な捜査官で、何としても「怪盗オズ」を捕まえるために日本までやってきた。ドロシーの勝利シーン及びエンディングに登場し、恵良巡査、鬼瀬巡査、御井巡査、田主丸巡査の4人を引き連れて現れる。飛び去って逃げるドロシーを追うものと、変装したドロシーに気付かずに通り過ぎるものの二種類がある。普段はハイスクールに通う現役の女子高生で、ドロシーとは家も近所で幼馴染みの関係にある。エンターブレイン発行のムック『アルカナハート2 ライトパート ハートマチック コンプレーション』に載っているドロシーのショートストーリーでは、勉強を疎かにしていたドロシーに勉強を教えている描写も見られ、親密な関係であることが伺える。しかし、自分が追いかけている「怪盗オズ」が、実はドロシーであるという事にはまだ気付いていないようである。なお、彼女の父親もかつては捜査官であり、「怪盗オズ」を名乗っていたドロシーの父親を追っていた。担当声優は、松嵜麗。攻撃のリーチが短く、飛び道具による攻撃が多いため、空中戦からペースを掴む必要がある。体力が低く、技の威力も全体的に低めのものが多いため扱いづらいキャラクターに思われがちだが、種類が多くて性能が特殊なものが多い必殺技を使いこなしたり、ポーカーの役をうまく揃えたりできれば大きく化ける可能性もあるため、ある程度の慣れが必要な上級者向けのキャラクターといえる。ドロシーの技の中にはカードを射出し設置するものがいくつかある。これらは押した攻撃ボタンによってカードのマークの種類が異なり、Aボタンでクラブ、Bボタンでダイヤ、Cボタンでハートを射出する。また、超必殺技はボタンに関わらずスペードを射出する。マークの種類で威力が変わることは無い。画面中に出せるカードは5枚までで、それ以上出すと一番古いものから順に消えていく。これらのカードを設置した場合、消えるまで同じカードは設置できなくなる。ただし、カードが画面外に出た場合は、設置したとはみなされない。例として、クラブのジャックを設置した場合、そのクラブのジャックが消えるまでは、もう一度クラブのジャックを設置することはできない。ただし、ダイヤのジャックを設置することはできる。上記の通り、ドロシーの技の中にはカードを射出するものがある。これらのカードをポーカーの要領で5枚揃えると、5枚のカードそれぞれに攻撃判定が発生する。"群生する甲虫" 鏡のアルカナ ヘリオガバルス (Heliogabalus)単体では力の弱いテントウムシのような聖霊が、保身のため群れを成すことで強大な力を得た。状況に応じて編隊を組み換え、対象物の形状を模倣するのが得意。元々はドロシーの母親の守護アルカナで、保身以外の目的の無かった彼らを善意から人を楽しませる方向へと導いた。現在はドロシーがそれを引き継いでおり、群れの存続に関わるような無茶な命令でない限りは従順に従う。
出典:wikipedia
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