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アラドゥ

アラドゥ (Aradu, F89) は、のフリゲート。艦名の「アラドゥ」はハウサ語で「雷」を意味する。ドイツのブローム・ウント・フォス(B+V)社によって設計されたMEKO型フリゲートシリーズの第1号艦であり、B+V社側の呼称は"MEKO 360H1型"。本艦が属するMEKO 360型フリゲートは、"MEKOコンセプト"の初適用例である。これは、多様な顧客に対してより安価に、かつ彼らの要求に応えたフリゲートを提供することを企図したもので、綿密な配慮のもとで設計された船体に、モジュール化された装備品を搭載していくという方式である。顧客は、自らの要求に応じてモジュールを選ぶことによって、カスタム・メイドのフリゲートを手にすることができる。MEKO 360型には、ヘリコプターの搭載数におうじて、1機搭載のMEKO 360 H1型と、2機搭載のMEKO 360 H2型という2つのサブタイプが存在する。ナイジェリア海軍は、想定される任務などを勘案し、コスト面で優れたH1型を選定し、1隻を発注した。これによって建造されたのが本艦である。発注は1977年3月11日に行われた。本艦は、1978年12月1日、ブローム・ウント・フォス社のハンブルク造船所において起工された。MEKOコンセプトの特徴であるモジュラー化設計により、3000トン級戦闘艦としては異例な速度で建造は進捗し、1980年1月25日に進水し、リパブリック ("Republic") と命名された。しかしその後改名され、1982年2月22日、アラドゥとして就役した。本艦はナイジェリア海軍最大の艦であり、また、就役当時においては、"アフリカ最大の戦闘艦"と称された。対艦・対空・対潜にバランスの取れたフリゲートとなっており、武装はイタリア製が多く採用されている。ただし、ナイジェリア海軍最大の艦であるため、その運用には多くの困難が伴った。就役から5年後の1987年7月にはコンゴ川で座礁事故を起こし、翌8月にはラゴスで埠頭に衝突したほか、同年には海でも衝突事故に巻き込まれた。1990年10月から1994年2月にかけてヴィクトリア諸島海軍工廠にて修理を受けるも、1995年には再び運用不能状態に陥り、再修理となった。同年中に就役状態に復帰したものの、1998年にはエンジントラブルによって再び運用不能状態に陥った。同年より、B+V社の支援を受けて修理を実施したが、戦闘システムの相当部分が運用不能であると考えられており、また主たる対水上火力であるオトマート艦対艦ミサイルは、ミサイル本体の保管期限を過ぎたのちに更新されず、退役状態にある。これらの経緯から、本艦そのものも運用状態にないものと推測されていたが、2005年にイギリス・ポーツマスで行われたトラファルガー海戦200周年記念国際観艦式において、久しぶりに海外メディアの前に姿を現し、健在が確認された。

出典:wikipedia

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