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五番館

五番舘(ごばんかん)は、1934年(昭和9年)から1993年(平成5年)4月まで北海道札幌市中央区にあった日本の百貨店である。五番館の『館』の字は、正確には『舘』の字である。輸入雑貨販売に積極的で、全国の百貨店に先駆けて女性店員を採用した他、日本初のフォードのディーラーとして輸入車販売を行うなど進取の気風に富む一方で、「新巻きは五番館」と言われるほど新巻鮭の販売に強く、サケ加工大手に成長した石狩市の佐藤水産が1954年(昭和29年)に五番館と取引を開始したことを切っ掛けに飛躍的に成長するなど、取引先と共に成長しようとする日本的な経営方針で営業していた(この取引を切っ掛けに札幌に進出して1959年(昭和34年)に五番館に直売部開設するなど飛躍したことを記念して2001年(平成13年)に完成した佐藤水産のサーモンファクトリーは外壁を赤レンガとし、その前にある広場を「五番舘広場」と命名している。)。また、かつては札幌駅に一番近い百貨店として修学旅行生などの観光客も多い百貨店であったほか、創業時の横浜の外国人居留地の洋館を模した赤レンガ造りの建物の印象は強く、札幌西武となった後もロフト館7階にイベントホール「五番舘赤れんがホール」が引継がれ閉店まで存続していた。五番館の名称は電話番号が「5」だったことが有力なようだが、小樽から数えて5番目の開拓使番所の跡があったからなど他の説もある。1899年(明治32年)に種苗・農機具の販売業であった札幌興農園が現在の札幌市中央区北4西3に横浜の外国人居留地の洋館を模した赤れんが造り、2階建ての店舗を開設したのが始まりである。1906年(明治39年)には五番館として北海道内で最初の百貨店となり、1928年(昭和3年)に株式会社五番館を設立。1959年(昭和34年)には地上6階地下3階の新店舗を建設して増床し、1965年(昭和40年)には年商47.9億円(売場面積9,864m²)を上げて三越の年商45.6億円(売場面積9,554m²)を上回って丸井今井の年商83.6億円(売場面積15,491m²)に次ぐ道内第2位となるなど、札幌の3大百貨店の一つとして激しい競争を繰り広げた。1972年(昭和47年)10月1日には地上8階地下3階に建替えて増床し、同じ札幌駅前に進出した東急百貨店やすすきのに進出した松坂屋などに対抗して独自に営業を続けた。1982年(昭和57年)に西武百貨店と業務提携に踏み切り、1988年(昭和63年)に旭川西武と合併して「西武北海道」となり企業としての五番館は消滅したが、その後も店舗名は五番館を使用し続けた。1990年(平成2年)6月13日に新館を増設して全面改装した際に店名を五番舘西武として伝統ある店名に別れを告げ、1997年(平成9年)に西武百貨店本体に吸収合併されて店名も札幌西武となり、五番館の名称は完全に消滅した。その後、2003年(平成15年)3月に大丸札幌店が開業した影響で道内の百貨店の勢力図が大きく塗り替えられると、売上が札幌で5位に沈んで苦戦が続いたため、2009年(平成21年)9月30日には札幌西武も閉店し、五番館時代からの百貨店としての歴史に終止符を打った。跡地はヨドバシカメラに買収され、建物解体後一旦駐車場として利用することとなったものの進展せず、2015年(平成27年)8月、ヨドバシカメラ札幌店の新館を建設することが報じられた。"斜体文字"は、西武百貨店札幌店時代のフロア。

出典:wikipedia

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