アルミランテ・ブラウン級駆逐艦(アルミランテ・ブラウンきゅうくちくかん、Almirante Brown class destroyers)は、アルゼンチン海軍の駆逐艦。ドイツのブローム・ウント・フォス社()の開発によるMEKO型フリゲート・シリーズに属しており、B+V社のモデル・ナンバーとしては"MEKO 360 H2型"と呼ばれている。当初は、ナイジェリアがアラドゥとして採用したMEKO 360 H1型フリゲートの強化型として、ヘリコプターを2機搭載するものとして開発されていた。のちにアルゼンチン海軍の運用要求から、本級もヘリコプターを1機のみ搭載するものとして完成され、当初の計画は、MEKO 360 H2型というタイプ・ナンバーにその名残を残すのみとなっている。1978年に6隻発注されたが2隻はキャンセルされたため、ブローム・ウント・フォス社ハンブルク造船所で4隻建造され、1983年から1984年に就役した。MEKO型フリゲート・シリーズに属するものの、3,360 満載排水トンと大型であることから、アルゼンチン海軍では、本級を駆逐艦に分類している。アルゼンチン海軍は財政的問題と輸入制限のために、整備用品・訓練用品の手配に困難が伴っている。アルミランテ・ブラウン級駆逐艦も、予備部品の不足・機関の問題・全砲門の耐用年数の超過、などが報告されている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。