第15回国会（だい15かいこっかい）は、1952年10月24日から1953年3月14日まで開かれた特別国会である。1952年に行われた第25回衆議院議員総選挙の後で召集された特別国会である。1953年度予算の審議をするために召集された国会である。11月以前から開かれている国会を2月にかけて国会会期が連続している。日本では年に1回は国会を召集する通常国会の規定により1月召集（1991年以前は12月召集）することを規定しているため、通常は11月（1991年以前は12月）以前から開かれている国会は12月（1月）で一度閉会し、通常国会という形で召集される。しかし、1952年は第14回国会として前倒し規定（1955年に廃止）を適用して8月に第14回国会として通常国会が召集されているため、1952年12月に通常国会を開く必要がないため、11月以前から開かれている国会を2月にかけて国会会期が連続することができた。1952年12月22日の衆議院議決では99日間の会期延長が可決された。これは日本国憲法下では最長の会期延長議決である。しかし、1953年3月14日の衆議院解散のため実質的な会期延長は82日間に留まった。

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