コーンフォース転位(コーンフォースてんい、Cornforth rearrangement)とは、有機化学における人名反応のひとつ。下式のように、5位に炭素置換基 R、4位にカルボニル置換基 C(=O)R を持つ 1,3-オキサゾール化合物を加熱すると R と R が入れ替わった生成物が得られる。1949年にジョン・コーンフォースらにより報告された。反応機構では、まず電子環状反応による開環が起こりニトリルイリド(上式中央)が発生し、再び電子環状反応により閉環してオキサゾール環が再生する。ニトリルイリドの関与は、別経路により発生させたニトリルイリドがコーンフォース転位と同じ生成物を与えることから確かめられた。4位の置換基としてチオカルボニル基 C(=S)R を持つ基質を用いると、同様の転位反応により 1,3-チアゾール環が得られる。
出典:wikipedia
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